カテゴリー別アーカイブ: 留学の路コラム

エッセイの準備

9月も中盤に差し掛かり、1月出願に向け、エッセイの作り込みに関する相談も増えてきました。実際に受験生の話に耳を傾ける中で、自らがイメージするエッセイを書き上げたいものの、そのためにはどういった手順で作業を進めるべきか?という内容が最も多く寄せられます。まずは、i) エッセイ課題を把握、ii) 課題内容を分析し、iii) 回答に必要な実例、整理した情報を準備し、iv)アウトラインを考え、v)書き始めるといった一連の作業を段階ごとに考えていただいております。上記に挙げた作業過程ではブレインストーミングや出願校に関する情報を収集など、状況に応じた作業が生じることもあると思います。

自分が思い描くエッセイへと仕上げるためにも、一気に書こうとせず、まずは取り組むべき段階的な目標を設定してみませんか?

 

キャリアゴール型エッセイ:LBS Essay Question

いざ、エッセイを書き始めようと思いきや、何から手を付ければ・・・と迷ってしまうことがあると思います。エッセイの質問にはいくつか種類がありますが、本日はキャリアゴール型エッセイについて考えてきたいと思います。

ESSAY 1. What are your post-MBA plans and how will your prior experience and the London Business School programme contribute towards these? (500 words)

London Business Schoolは、長年に渡り同校はこの質問を出題し続けています。まずは、この質問に対してどうアプローチをすれば良いか一緒に考えてみましょう。

問われている内容は以下の通りです。

• MBA取得後の短期目標

• MBA取得後の長期目標

• MBA教育が上記目標を実現するために必要な理由
→その理由を痛感した当時のことを思い返してみましょう。

• LBSの教育が上記目標を実現するために最適である理由
→同校に対する深い知識をアピールするためにも、まずは下記のサイトから得られる情報を参考に、i) 特定のクラス、ii) 実践機会、iii) クラブ活動、iv) 教授, v) その他のキャンパス内外の取り組みを調べてみましょう。
Programme content | MBA | London Business School

さらには、卒業や在校生の方々との交流から取得した情報が進学希望理由へと影響する場合は、その情報をもとに理由をかきまとめてみましょう。

エッセイを書き始める前には、まずは各質問内容を分析し、問われていることを把握してください。そして次に、アウトラインを考えていきましょう。

出願校の選択について

先月から都内各所で学校説明会が開催されるなど、皆さんも出願を検討している学校の関連情報を収集している真っ只中かと思います。そして、テストスコアやMBA取得後のキャリアパスに関する情報を基に出願校に関する相談機会も増えてきました。

そこで、代表的な選択項目を挙げたいと思います。

・ランキング(ブランド力)
・立地条件
・費用
・卒業までの期間
・校風
・ネットワーキング機会
・カリキュラム(専門性)
・テストスコア

出願先を決定する際に、様々なビジネススクールランキングに依存し過ぎることはご注意ください。ランキングは有用な情報ツールですが、ランキングの特性や算出方法を理解しませんと、世間が定めた「ベストスクール」という定義を受け入れてしまうことにもなります。私は相談を通して、アプリカントの方々自身にとっての選定基準を定めていただけることを強く願うと同時にサポートをしてまいります。

キャリアの節目と留学

Affinity英語学院の佐取です。徐々にではありますが、秋の気配を感じるこの頃ですね。ここ最近では、セカンドラウンド出願に向けた書類準備に関する相談件数が増えてきました。そこで本日は、キャリアと留学について触れてみたいと思います。

「働く人のためのキャリア・デザイン」(書籍)という愛読書の中で、著者である金井教授はキャリアについて以下のように述べております。

人生における節目の時には、強く意識すべきものがキャリアである

まさに、留学は皆さんのキャリアの「節目」ですね。過去、現在、そして留学後(未来)の時間軸をどう結び付けながら、皆さんはキャリアをデザインしていきますか?

デザインする過程で大切なことは、価値観、やりがい、興味、関心、優先度など当の本人だけが把握することだと思います。これらは、自分が何かを決める際の基準です。それらを把握するためにも、これまでの経験の中でも、自分が成長するにあたっての決定的な瞬間、分岐点、最も誇りに思う業績、克服した課題に関係する実例を考えてみてはいかがでしょうか。

8月も後半にさしかかりますと、やらなければならないことも増え、過去の経験と向き合う時間が取れそうにもない・・・と気持ちも焦りがちです。そうした時にこそ立ち止まって、そうした時間をとってはいかがでしょうか。私は、MBA受験とは自己発見のプロセスであると思っております。

MBA出願戦略:流れ

「出願戦略」ならう表現を用いますと、何か大げさな響きに聞こえがちですが、今後の出願スケジュールを考えていく上で、当方の考えを共有できればと思いました。

MBA受験を決意してから過ごしている日数は、それぞれにおいて異なると思います。準備をスタートさせたからには、スポーツの試合と同じく、受験のプランを進めていく上で「流れ」を作り、良状態(調子)を維持していきたいですね。しかしながら、思ったように事が進まない時もあります。そのような時こそ、「悪い流れ」をどう断ち切ることを考え、実行しなければなりません。刻一刻と時間は経過していきますので、現在における自分の準備状況をしっかりと把握し、その後の進め方(作戦)を考えていかなければなりません。

現時点でIELTS / TOEFLの対策が終了している方々は良い準備が出来ていると思いますし、さらにはGMAT/GREの目標スコアを取り終えている方々は、第一ラウンドでの出願に向け、学校調査を始め、レジュメ、エッセイ、推薦状のクオリティーを高めていくためにも、学校関係者とのコンタクト、説明会への参加など、積極的に動いていらっしゃるのではないでしょうか。

逆にスコアの伸び具合が当初の予想と反していると感じる時方々は、ここで今までの学習方法等を見直してみることも必要かもしれません。スコアの進捗が思わしくない時に陥る心理的な兆候として、「自分は何のために時間と労力を費やしてMBA受験をしているのだろうか?」と、葛藤を抱きやすくなりがちです。また、こうした折には、自分のモチベーションを上げるため、学校説明会へ参加するなど、机から離れる時間を作ってみてはいかがでしょうか。思うように準備が進まない時こそ、動くことが必要かもしれません。

棚卸し作業

留学カウンセリングでは“棚卸し作業“を行うこともしばしばあります。おもには大学以降に経験した印象深い出来事について傾聴します。その中でも特に心掛けていることは、MBA出願用書類への転用性を重視しています。皆さんもご存じのように、ビジネススクールは、コミュニケーション学生同士でアイデアを出し合い、異なる視点を尊重し、議論することでプロジェクトを成功させることの大切さを体験する場でもあります。こうした協力的な姿勢は、リーダーシップに不可欠な要素ですね。そのため、カウンセリングを通して、上記のような役割を担い、成果を出した経験を中心に掘り下げていきます。

さらには、職場で他の人とうまく付き合いながら仕事を進める対人能力(Interpersonal Skill)にも注目しております。コミュニケーションに長け、自分の意見を明確に、自信を持って表現する姿。そして、聞き上手で共感力があり、常に前向きな姿勢を見せる。時には自分の意見に対して非協力的な、同僚、顧客、カウンターパートを非難せず、自分の意見を述べ、交渉力と同時に説得力に長け、最後には良好な関係性を築いている自分がいる。そうしたエピソードに耳を傾ける中で、いつしか聞き手である私もその中に引き込まれている感覚を覚えます。

棚卸しを目的としたカウンセリングを受けたいと思った時は、ぜひご相談ください。

コミュニケーションスキル

MBAアプリカントが掲げる留学目的には「コミュニケーションスキルを伸ばしたい」という内容をよく目にします。仕事をスケジュール通りに進めるためには、上司、同僚、クライアントと円滑にコミュニケーションを取らなければなりません。対面のみならず、オンライン上での仕事様式も浸透しつつある中、これまで以上にコミュニケーション能力の向上が求められてくるのではないでしょうか。コミュニケーション力には、プレゼンテーション力、交渉力、説得力、説明力、ロジカルシンキング、傾聴力、簡潔かつ明瞭な文の下記方々などが含まれますね。自分の考えを分かり易く伝える能力は、対面であれ遠隔であれ相手側との関係作りにも役立ちますし、仮に意見が対立し話し合いが難航する場合でも、そうした状況下で仲裁的な役割を果たすこともでき、自分の貢献度、存在価値も増すのではないでしょうか。自らのスキルをさらに伸ばすため、各校がどのような実践機会などを提供しているか、確認していきましょう。

MBA準備計画と柔軟性

5月に入りますと、「書類準備を本格的に開始したい」という声が寄せられます。合格者体験談などの留学関連イベントが開催される機会も増え、合格者の生の声に触れると思います。そして、周囲にいらっしゃる卒業生の方の経験にも耳を傾けることも多いのではないでしょうか。それぞれの方々の出願経験からたくさんのことを学べると同時に自分の状況と置き換えることで、やる気も高まると思います。しかしながら、お話をうかがう全ての方々の準備方法が自分に当てはまるとは限りません。どうしても、相手と自分の現状とを比較しがちになるものの、柔軟性も忘れないでください。

1人一人に個性があり、進学希望先、英語の習熟度、準備時間など異なります。皆さんが立てる準備計画は、その時々の状態を見極めたうえで、それに合うものであることをお勧めします。特にこれから学習を始めるという方々にとって、自分にあった準備メニューを提案してくれる支援者の存在は大切になると思います。Affinity英語学院ではそうした準備計画を”テスト”、”書類準備”の面からサポートしております。

■学習カウンセリング
https://www.affinity-english.com/counselling/study-counseling.html

■留学カウンセリング
https://www.affinity-english.com/counselling/ryugaku-counseling.html

自分にあった準備計画を立てていきましょう!

Why Do I want an MBA?

大型連休も後半に入りましたが、出願準備の進捗状況はいかがですか?
テスト対策の傍ら、そろそろ「MBA取得後に自分は何を成し遂げようと思っているのか?」といった問いと向き合う日々を過ごしている方々もいらっしゃるかもしれません。MBA取得後から何年も先に達成したい目標がわかっているのであれば、その目標を達成するために必要なスキルや知識を身に付け、さらにはネットワークを構築するためどの学校で誰と知り合う必要があるのか?未来の自分像を取り巻く環境を想像する機会を少しずつ増やしてください。

そうした一方で、MBA出願準備をスタートしたものの、「卒業後のキャリア目標が多少曖昧な気がする、これでいいのだろうか?」と考えを巡らせている方から相談を受ける機会があります。これまで国内畑を中心にキャリアを形成してきたため、これからは国際事業に関わる機会を増やしていきたい。まったく別の業界に転職したい、あるいは、将来的には起業家志望で、自分の会社を立ち上げ、国際市場におけるビジネス展開についてもっと学びたいなど、MBA教育は様々なキャリアの方向へと進むことを後押しするものの、そもそも自分が何を求めているのかを知らなければ、準備も先に進みませんね。

そのような状況を踏まえ、今回はUniversity of PennsylvaniaのWharton Schoolのサイトから、”Why Get an MBA“と題した記事を共有いたします。
https://mba.wharton.upenn.edu/why-get-an-mba/

The Benefits of an MBA

Completing an MBA program demonstrates a commitment to learning, improving, and applying skills that can help a company succeed. Additionally, professionals with MBAs feel a greater sense of confidence in their marketability, as well as the wealth of information they can bring to various endeavors. These are just a few of the advantages of getting an MBA.

1. GREATER AWARENESS OF A GLOBAL MARKET

Earning an MBA puts you in close contact with other students from around the world who have different work experiences and perspectives on the global economy. In addition to learning from professors, MBA students can expand their knowledge of other industries in the U.S. and abroad.

2. IMPROVING COMMUNICATION SKILLS

Effective communication is a fundamental skill required for professionals to succeed. While communication may be considered a “soft skill” compared to “hard skills” such as constructing a P&L model, it’s no less valuable. An MBA can help hone verbal and written communication skills, allowing you to successfully convey concepts to different people at different levels of an organization to ensure everyone is able to work together toward a common goal.

3. EXPAND YOUR PROFESSIONAL NETWORK

Earning an MBA makes you part of a global network of nearly 100,000 alumni, giving you access to respected and intelligent professionals you may not have otherwise had a chance to connect with. Beyond being part of a broader community, you’ll also have the opportunity to build relationships with other professionals in the classroom and beyond.

4. INCREASED JOB OPPORTUNITIES

In a highly-competitive job market, an advanced degree can help set an applicant apart from their peers. From energy to consumer products to start-ups, an MBA can be an asset in any industry. Employers typically look to hire or promote a candidate with an MBA because they have skills in marketing and finance that others within the organization may lack. This allows them to hit the ground running with various initiatives and help their company increase profits.

5. BETTER TIME MANAGEMENT

Earning an MBA requires juggling extracurriculars alongside a challenging course load — not to mention other personal and professional pursuits. Getting an MBA can help you manage your time effectively, which is not only an in-demand skill among employers, but a valuable life skill, as well.

そして、在学中における教育オプションとして、19種類の専攻分野(以下をご参照ください)が用意されています。圧巻の数ですね。

  • Accounting
  • Business Analytics : STEM Certificate
  • Business Economics and Public Policy : STEM Certificate
  • Business, Energy, Environment, and Sustainability : STEM Certificate
  • Entrepreneurship & Innovation
  • Finance
  • Healthcare Management
  • international Business
  • Management
  • Marketing
  • Marketing and Operation
  • Multinational Management
  • Operations, Information and Decision: STEM Certificate
  • Organizational Effectiveness
  • Quantitative Finance : STEM Certificate
  • Real Estate
  • Statistics : STEM Certificate
  • Strategic Management

こうした教育リソーソを将来のキャリア形成に向けどう活用すべきか。少しずつ学校調査を初めていきませんか?

志望校への合格、そして卒業後のキャリア

「MBA受験にあたっての最大の目標は何ですか?」と問われた際、受験生の誰もが「第一志望校へ合格すること!」と回答すると思います。いまさら、そんな分かり切ったことを?と首をかしげる方々もいる中で、入学審査官の視点について再考してみたいと思います。第一志望校へ合格し、卒業し、就職し、関わりたい仕事、リーダーシップ能力を発揮して生み出す成果、会社、業界、社会へのインパクトなどといった点は、考え始めていると思います。その作業自体に問題はありませんが、入学審査官はその先のこと、つまり長期的な成功の可能性も短期目標以上に注視します。短期的な視点でキャリア形成上MBAを取得する理由を強調しすぎると、「我々審査官が聞きたいと思うことだけに焦点を合わせた回答を述べているに過ぎない」とジャッジされてしまいます。こうした点を再認識し、出願先のスクールが掲げる教育方針との一致度合いを確認してはいかがでしょうか?

入学審査委員会は、ビジネスコミュニティに影響を与える将来のリーダーを求めています。アプリカントが設定する長期目標は、今後のキャリアを形成するための原動力として捉えることができます。まず、自分の専門分野でどのような影響を与えることを想定し、その影響がなぜ重要かを書き出してみてはどうでしょうか。長期的な目標についても、短期目標と同じく、できるだけ具体的に、肩書きを決め、働きたい会社/自ら起業する場合も想定した上で考えてみましょう。

短期・長期目標を書き出した上での次のステップとして、自分がすでに持っているスキルや知識、ビジネススクールを通して身につけるべきスキルや知識もリストアップしておきましょう。この作業は、アプリカントが目標を達成するために必要な教育リソースを提供する最適なMBAプログラムを選択する上で特に重要な点です。例えば、自らが卒業後に進みたい業界に関する経験がない場合、授業、実践的な学習機会(Practical Learning Experience)、同じ考えを持つ仲間とのネットワーク(例:クラブ活動機会)、就職サポート体制を提供するスクールは、アプリカントにとって最適な教育環境になると思います。

入学審査においては、GMATやGRE、英語力、学業成績、職業上の業績が重要な要素になりますが、ビジネススクールでの経験を通して、自分の専門分野であらたな変化を起こそうとする思慮深いリーダー像を伝えるためにも、時間をかけて自分の目標(この場合は人生目標といっても過言ではないかもしれません)を明確にすることは、MBA受験において必要なプロセスであると、私は思います。