暑い日々が続くものの、季節は残暑へと移り進んでいます。1st Roundに向けて準備を進めている受験生は仕上げ作業の段階へと移行しているのではないでしょうか。
そうした一方で2nd Roundに向けたアプリカントは、書類作成準備にも時間を注いでいく時期になります。そうした書類の中心を成すのが”Essay”ですね。これまでに公開されているエッセイ課題を見る限り、主にCareer (Vision)型、Leadership型、そしてPersonality型の三タイプに分類されていることを認識しているのではないでしょうか。その中でも軸となるCareer (Vision)型エッセイについて考えていきましょう。
まずこのタイプのEssayを考えるにあたり、自らの短期的・長期的目標をコンテンツの中心としますが、『目標に背景』、『具体性』、『現実性』を読み取らせなければなりません。審査官の眼に止まるエッセイを書き上げるためには、短期と長期の目標、その目標を持つ背景や動機、その(目標達成に向けた)計画を裏付けるその分野での過去の成功経験、そしてMBA取得で携わる仕事を通して生み出すインパクトに関する情報も大切です。
こうしてエッセイ用コンテンツを考えてみますと、入学審査官は、アプリカントがそのプログラムの特徴(教育リソース)をどう有効的に使うかを明確に示すことを求めています。
MBA取得は『A社』で働きたいというような漠然とした目標は避けていきましょう。『A社』に入社し、担うであろう役割(ポジション)、その役割の中で何を実践しいくのか語ることで、同社でが最適なキャリア上の選択肢であることが伝わりやすくなりますね。