先だってのColumbiaに続き、Stanfordからもエッセイ課題が発表されました。
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Essay 1: What matters most to you, and why?
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Essay 2: What do you want to do—REALLY—and why Stanford?
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Essay 3: Answer one of the three questions below. Tell us not only what you did but also how you did it. What was the outcome? How did people respond? Only describe experiences that have occurred during the last three years.
- Option A: Tell us about a time in the last three years when you built or developed a team whose performance exceeded expectations.
- Option B: Tell us about a time in the last three years when you identified and pursued an opportunity to improve an organization.
- Option C: Tell us about a time in the last three years when you went beyond what was defined or established.
http://www.gsb.stanford.edu/mba/admission/essays.html
上記URLへアクセスいただくと、画面表示されたエッセイ1と2の課題の下には対応策に向けたtipsが記されています。そのtipsには”self-examination”という単語が登場します。このself-examinationの方法は1つに限定されるものではありませんが、まずはキャリアを遡って考えるプロセスで、「自らの考えや行動に一定のパターン」を見出すといったアプローチ方法を共有させてください。こうした作業を繰り返していきますと、自らの「リーダーシップスタイル」、「成果を収めた時の状況」、「周囲とのコミュニケーションスタイル」などに対し、新たな気づきを得るきっかけになるかもしれません。
そして先述の考えや行動パターンの把握に加え、一つひとつの経験に対する個人の「認識の仕方」も、self-examination用の大切なツールとして共有します。例えば、バックパッカーとして各国を渡り歩いた経験を持つ複数名の出願者がいるとします。それぞれバックパッカーとしての表面上の経験は類似しても、一連の経験が個々に与えた影響内容には違いが生じてくると思います。そうした違いこそが、皆さんの独自性を演出する要素となります。
このSelf-examinationをスムーズに行うための必要なものは、過去の経験に対する「記憶量」と言っても過言ではないと、私は考えます。次回投稿の折には、この「記憶量」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。