月別アーカイブ: 2016年3月

US News Ranking 2017: Best Law School

今月中旬には、毎年恒例のUS News Rankingが発表されました。

Best Law School ランキングはJ.D.プログラムを対象としたものですが、出願先を選定する際には同ランキングを参考にするアプリカントの方々も多数いらっしゃいますので、下記URLをご案内させていただきます。
http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-law-schools/law-rankings?int=a1d108

1. Yale Univ.
2. Harvard Univ.
2. Stanford Univ.
4. Columbia Univ.
4. Univ. of Chicago
6. New York Univ.
7. Univ. of Pennsylvania
8. Univ. of California, Berkeley
8. Univ. of Michigan
8. Univ. of Virginia
11. Duke Univ.
12. Northwestern Univ.
13. Cornell Univ.
14. Georgetown Univ.
15. Univ. of Texas, Austin
16. Vanderbilt Univ.
17. UCLA
18. Washington Univ. in St. Louis
19. Univ. of Southern California
20. Boston Univ.

当学院ではLL.M.出願に関する相談も承っております。出願までのマイルストーン、タスクの把握、出願時期(Early RoundやRegular Round)の設定などお考えの方は、ぜひ一度留学相談へお越しください。
http://www.affinity-english.com/ryugaku-guidance/ryugaku-counseling.html

思い込みと機会の損失

あと数日で2016年度がスタートします。2017年の秋入学に向けたMBA出願準備ではまさに、TOEFL/IELTSの対策からGMAT/GRE対策へと移行する時期です。これまでは、TOEFLとGMATの組み合わせで出願するケースが殆どで、それが当たり前のように考えられていました。それがここ数年の傾向では、TOEFLにかわりIELTSのスコアで出願するアプリカントも増えていることを実感しています。2015年シーズンではIELTSスコアの提出を認めるトップスクールも増えました。

「MBA出願はTOEFLとGMATの組み合わせて出願するもの」と思い込まれているアプリカントの方もいらっしゃいます。IELTSやGREスコアを認めてないスクールも一部存在しますが、以下の組み合わせが存在することを再認識していきましょう。

・IELTS-GMAT
・IELTS-GRE
・TOEFL-GMAT
・TOEFL-GRE

「そうは言うものの、どの組み合わせが自分に適しているのか?」と思われている方は、まずは以下にご案内する飯島学院長ブログの記事 (GMATとGRE)をご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/

<以下、上記ブログからの抜粋です>
GREで問われる単語レベルは極めて高いのですが、それでもGREを選ぶことを選択すべき方もいるのです。それは、文法力に自信がない方です。GMAT SC(Sentence Correction)が苦手で、どんなに勉強しても成果が出ない人は、是非GREへの転向をご検討ください。私の言い方だと「分析力(文法力やロジック 解析力)に自信はないけど、根性はある人」はGREの方が向く可能性があります。単語が詰め込めて、かつ英文読解力がある方だったら、GREの方が道が開けるかもしれません。

GMAT or GRE, もしくはTOEFL or IELTSの見極めで悩まれている方は、
飯島学院長による学習カウンセリングの受講をお勧めいたします。
http://www.affinity-english.com/other-services/study-counseling.html

 

合格通知獲得までのプロセス

3月も終盤にさしかかるにあたり、出願指導に関わらせていただいた方々より「出願結果」と「進学先」に関する連絡を受ける機会が増えてきました。サポーターとして嬉しい瞬間です。

年末から年始にかけて、ほぼ毎日顔を合わせて書類を作り上げた方々や、最後の受験チャンスで最高得点を取得し、合格通知を得られた方もいらっしゃいました。そうした方々に共通していたことは、当学院の講師や当方も含めて周囲のサポーター(推薦者も含む)の協力を上手く得ていました。言い換えますと、それぞれのアプリカント自身に関係者を協力させるだけの人間的な魅力が備わっていると思う次第です。

エッセイやインタビューで使用するコンテンツのみならず、合格通知を得るまでの過程には、アプリカントの人数分だけ出願ストーリーが存在すると思っております。個々が最高の形で合格通知を得ることができるよう、2016年シーズンもカウンセラーとしての役割を務めてまいりたいと思います。

テスト対策は行ってきたものの、自分の場合、出願対策の準備はいつ頃からスタートするの?」と思われている方は、留学カウンセリングへ是非いらしてください。
http://www.affinity-english.com/ryugaku-guidance/ryugaku-counseling.html

 

 

 

 

MBA Application : The Final Round

最終ラウンドの出願に向けた受験生に対するアドバイスがDartmouth College, Tuck School Admissions Blogに掲載されています。
http://www.tuck.dartmouth.edu/mba/blog/should-you-apply-round-3-maybe

上記Blogから、より大切な箇所を共有させていただきます。

The most compelling third round candidates show conviction, which includes a candidate’s openness with the process and genuine interest in our program. While they do not have to explain why they are choosing the final round, it is human nature for the reader to wonder why. Sometimes applicants don’t come to the process until a professional experience turns on a lightbulb. Maybe they met an MBA in their travels and got inspired, or perhaps they had a personal situation that derailed their Round 2 plans. As is often the case with the admissions committee, it is far better that you don’t leave us guessing!

>>>それぞれが諸事情を抱える中、the final roundで出願する理由を述べなければいけませんね。

Bottom line, it’s always best to apply with the strongest application possible, whether that means shooting for Early Action or April. Tuck doesn’t designate a specific number of offers to each round, but rather bases offers on the quality and quantity of the applicant pool – a strong application will stand out regardless of round.

>>>”the strongest application“と認識できるタイミングは、受講生の準備状況によって異なります。その一方では、「早期出願」というキーワードが脳裏をよぎっているかもしれません。そうした中でも折り合いをつけながら、自分にとってのベストな出願時期を見出していきましょう。

そして、2016年9月入学用の最終ラウンドか、場合によっては、2017年9月入学用のEarly Roundで出願するオプションを考える余地があるかもしれません。選択、判断、時として決断など、こうした作業と向き合うことがMBA出願準備においては求められがちです。

 


 

 

MBA留学:アジア、アメリカ、それともヨーロッパ?

春の気候を感じる冬から春への季節の切り替わり時期ですが、ことMBA出願準備におきましては、2016年秋入学の出願結果の大勢が判明すると同時に、2017年(秋)入学を目指す出願準備が本格的に始まる時期でもあります。

私のところにも、留学先(国や地域)に関する相談が届き始めています。そうした折、昨秋に読みましたウォールストリートジャーナルの記事を以下に紹介させていただきます。
http://jp.wsj.com/articles/SB12096842380967064583604581212003950034870

Why Americans are going abroad for an MBA
Shorter programs, lower tuitions in Europe lure U.S. students

米国ではドル高も手伝って、欧州で経営学修士号(MBA)を取得しようとする人が増加している。これら米国人は、フランスのINSEAD(インシアード)経営大学院や英オックスフォード大学サイード経営大学院などの一流校に応募している。

米国のMBA取得希望者が欧州に目を向けるようになったのは最近のこと。経営大学院への応募状況を調査している経営大学院入学協会(GMAC)のデータに よると、欧州でMBA取得を望む米国人は、2010年の2.1%から昨年には3.2%に上昇した。GMACによれば、欧州の大学院からの報告でも、昨年の 米国人の応募比率は5.1%で、12年の4.3%から上昇した。

米国の一部学生にとっては、英語で授業が行われることの多い欧州の経営 大学院は、米国より条件は良さそうだ。米国だとMBAの取得にはだいたいの場合2年かかるが、欧州なら1年前後で済む。つまり、その分欧州では授業料が安 くなる。また、仕事を辞めるか、休んでMBA取得を目指す場合も、1年分の収入を失うだけで済む。

さらに、最近ユーロに対してドル高となっていることも、米国人学生に有利に働いている。加えて、学生らによれば、企業側が国際志向の人物の採用を望むようになっており、欧州でのMBA取得の魅力が増しているようだという。

米ゼネラク・エレクトリック(GE)の中途採用担当責任者のデリア・ガースド氏は、「MBA取得や仕事を通して国際経験を培った人を求めているのは確か だ」とし、「成長している国でのビジネスのやり方や、文化の違うさまざまな人たちとの付き合い方を理解している人を採用することが、わが社のDNAの一部 になっている」と指摘する。

米国の一流経営大学院の授業料は20万ドル(約2400万円)を超えることもあるのに対し、欧州ではだいた いがその半額にとどまる。米デラウエア大学卒のパトリック・ローリーさん(26)は、授業料が約3万ドルと手頃なこともあり、フランクフルト金融経営大学 院の15カ月間のMBA取得課程で学ぶことを決断した。ローリーさんは、早めに入学手続きを取ったことから授業料の減額特典を受けたほか、米国の学資ロー ンも利用できた。「授業料は米国の有名経営大学院の半額以下になった」と喜んでいる。

一方、経営大学院入学コンサルタント会社のフォー チュナ・アドミッションズのマット・シモンズ取締役は、米国の経営大学院志望者にとって欧州の魅力は「授業料よりも課程修了までの期間の短さにある」と述 べる。同社の顧客は、MBA取得のために1年以上分の収入を放棄することをためらうようになっているという。また、期間の短さは、家庭とキャリアアップの 両立を目指す女性の関心も引きつけている。

サイード経営大学院では、2008〜09年度のMBA課程への米国人応募者は122人で、全 体の12.4%だった。今秋に始まる15〜16年度では、米国人の応募は189人で、比率は15.7%に上昇している。バルセロナにあるIESE経営大学 院でも、米国からの次年度の応募は16%で、12年度の13%を上回った。

欧州の経営大学院は米国以上に国際化が進んでいることも魅力だ。ハーバード大学経営大学院MBA課程の外国人の比率は34%、スタンフォードは44%なのに対し、IESEは80%、サイードは95%に達している。

【告知協力】 Chicago Booth Unofficial Coffee Chat

Affinityの元受講生でBooth School在校生の方より、Coffee Chatイベントのご案内を頂戴しました。ぜひ、この機会をご活用いただき、同校の魅力や特徴をより一層のこと把握してください。

Chicago Booth Unofficial Coffee Chatのお知らせ

・日程:3/27(日)

・時間:TBD(全体のご希望により調整)

・場所:TBD(都内)

当日は、出願に関する経験やアドバイス、授業、課外活動、就職活動、シカゴでの生活などについて、対話形式でお話させて頂ければと思っております。1年生3人が参加致します。

ご関心のある方はこちらのフォームのご記入お願い致します。

http://goo.gl/forms/VdHGGThapR

MBAを少しでも考えていらっしゃるのであれば是非お越し頂ければと思います!日本におけるChicago Boothの典型的なイメージにより現時点でBoothに興味をもたれていない方々にも、是非お越し頂ければと思っています。

場所については、参加希望数を見ながら調整し、確定次第、上記フォームにご記入頂くEmailアドレスに連絡させて頂きます。

ご招待できる人数に制限が出てしまう可能性もあるのですいませんが御了承お願い致します。その場合は先着順にご招待させて頂きます。

Japan Clubのウェブサイトも新しくしましたので是非ご覧になってください。https://chicagoboothjapan.wordpress.com/

在校生一同