月別アーカイブ: 2022年3月

Your Post-MBA Career Goals

前回の投稿ではWhat are my strengths?を考えるきっかけとして、活用いただけそうな質問をリストアップいたしました。

さらには、ビジネススクールへの出願書類を作る上で、MBA取得後にどこで働きたいか?短期的・中期的・長期的なスパンでどのようなキャリアを築いていきたいか?、海外のビジネススクールに進学したい理由とは?、特定のプログラムへ入学を希望する理由とは?といった質問への回答を準備していかなければなりませんね。その準備過程を通して、自分にとって最も魅力的な業界、機能、役割、仕事に対する理解度を高めていきます。

ビジネススクール在学中における様々な経験は、個々のキャリア形成へ大きな影響を与えるため、入学前には考えてもいなかった新たなキャリアへと歩みだす方々もいらっしゃいます。そうした事情背景を踏まえ、入学審査官は、アプリカントの誰もが出願書類でやりたいと言ったことを卒業後にやるわけではないことを理解しています。そこで、出願書類や面接を通して審査官が確認したい点を整理しておきます。

  1. 卒業後の目標が実現可能であること。
  2. それらの目標達成のため、ビジネススクールでの経験の活かし方を十分に調査していること
  3. 在校生として、卒業生として、活躍してくれる人物であること。個々の経験やスキルをクラス内での発言やプロジェクトチームリーダーとし学内や地域での活動を通してどのように貢献できるか。さらに卒業後に活躍することで、学校のイメージを高めてくれるか。そうした活躍が将来的に優秀な学生を呼び込む結果へとつながります。

前回に続き、下記の質問に対する回答を考えるところはスタートしてはいかがでしょうか?

  • What industry, function, or discipline appeals to me, and why?
  • What strengths do I want to use in my next career?
  • What skills do I want to build?
  • Given what I know of XXX School , which opportunities will help I get these skills?
  • What experiences or opportunities do I really want to have while in XXX school?
  • What people do I want to meet and build relationships with?

What are my strengths?

寒暖さの激しい日々が続きますが、3月も終盤に終わりに近づいてきました。皆様の出願準備はいかがお進みでしょうか?近頃は出願書類を作成するための準備プロセスとしての自己省察に関する相談を受ける機会が増えてきました。よって本日は、”What are my strengths”という題に基づき、少しお話させていただきます。

自己省察を行うことは、これまでのキャリアについて理解することを目的としています。この作業を通して、自分の業績、スキル、経験を総合的にまとめるため、レジュメのフォーマットにそれらの内容を反映させていきます。こうした一連の作業は自分の強みを確認し、見つけ出すことに役立つと思います。

まずは、下記の質問に対する回答を考えるところはスタートしてはいかがでしょうか?

  • What am I enjoy doing?
  • What do people rely on me for help with?
  • What are my most impactful career accomplishments?
  • What are my unique skills?
  • What do others see as my strengths?

 

【告知協力】CEIBS 学校説明会&在校生によるクッキングコンクール生中継

本日、CEIBS(中欧国際工商学院)日本事務局様よりイベントのご案内を頂戴いたしました。
今回は従来の学校説明会への参加に加え、ユニークなイベント(クッキングコンクール)もご視聴可能です。

以下、上記イベントに関するご案内文を共有いたします。
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そろそろ暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は日本人受験生のための特別なイベントです。
学校説明会というとアカデミックな内容や出願方法などについての話題が多いものの、ビジネススクールでの生活は勉強だけではなく、友情を築き、ネットワークを構築することを楽しむという醍醐味もあります。

CEIBSではクラブ活動はもちろん、生徒会による様々なイベントが年中行われています。今回は、簡単な日本語による学校説明(スライドは英語)の後、2023MBA日本人学生がCEIBSキャンパスから料理コンテストをライブ中継します。コロナ禍で海外渡航ができない中、少しでもキャンパスの雰囲気を感じられる機会になればと思っております。

この機会にMBAおよびCEIBSについて知りたいという方、是非ご参加ください。

日時:2022年3月26日(土) 18:00-19:00(日本時間)言語:英語、日本語

登録は以下のリンクからお願いいたします。ご登録後ズームリンクが表示されますのでメモしていただき、当日同リンクからZoomへお入りください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcpfu2prDwiG9Nke1zst5Xg0Xy30c2ettxT

CEIBS日本オフィス 担当:樋口 明子

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Fourth Valley Concierge Corporation フォースバレー・コンシェルジュ株式会社
WeWork Kojimachi, 3F Bancho Kojimachi Bldg, 6-6-2 Kojimachi, Chiyoda-ku, Tokyo 

TEL: +81-50-1745-6740
Email: ceibs-japan@4th-valley.com
Facebook: https://www.facebook.com/CEIBS.Japan/

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自己分析:過去の経験との向き合い方

前回の投稿からに続き、今回も自己分析について考えていきたいと思います。

まずは過去に何をしたか、それぞれの経験が自分の価値観やキャリアに対する姿勢をどのように形成しているかという観点から考えてみることも一つの方法です。特に自分にとって決定的な出来事、転機となった出来事、最も達成感を抱いている業績、直面した難題を克服した経験を思い出してみてはいかがでしょうか。入学審査官に対して説得力を伴うメッセージとは、それらの経験から何を学んだか、その一連の経験によって、自らのリーダーシップ力、行動力、判断力など個人的、職業的能力がどう成長したかというポイントです。また、過去の経験を振り返る際には、成功談のみに限らず、失敗談も考えてみましょう。ここでの失敗談とは、その経験から立ち直ったときの実例です。その経験から何を学び、人間性がどう形成されたかをアピールします。

クオリティーの高い出願書類を作るためには、こうした自己省察に早い時期に取り組むほど、余裕を持ってそれらの書類を準備できると思います。以前の投稿でもお伝えしましたが、入学審査官は、アプリカントの学業の優秀さや仕事上の成功に関する情報のみを欲しているわけではありません。各アプリカントが何に関心があり、なぜMBA教育が目標を達成するために不可欠なのかを知りたがっています。Stanford GSBの代表的なエッセイ課題でもある「“What matter most to you and why,”」を始めとする課題へ適切に対応するためにも、相応の自己省察は必要になるかと思います。現在は主にテスト対策へ注力されていると思いますが、3月に入り、徐々にこのような作業をスタートさせてはいかがでしょうか?

自己分析:周囲の感想に耳を傾ける

3月に入り春の到来を感じるこの頃です。受験生の方々からのご相談内容には、「自己分析」という表現を目にすることが増えてきました。記憶の定かな時期(例えば中学時代)までさからのぼるか、それとも大学時代など、どのように進めていけば良いか?といったご相談が寄せられます。まずは、自分が他人からどのように見られているかを知るためにも、友人、家族、同僚や先輩などに声をかけ、率直な感想(強み、改善点、そして性格的な特徴など)を聞いてみるところからスタートすることで、自己分析作業に取り組むきっかけになると同時に、これまで自分が気付いていなかった視点を得られるかもしれませんね。

このように自らを客観視することで、自己認識が深まり、将来の可能性に対する考え方にも変化が生じてくるのではないでしょうか。