Resume/CVの作り込み Vol.2

早いもので3月になりました。まだまたテスト対策を中心に出願準備を進めているという相談も耳にしますが、私は全準備時間をテストに充てるより、10%程度の準備時間をレジュメ(Resume/CV)の作成準備に注ぐことを提案しております。

審査官はレジュメの記述内容を読み込むことで、アプリカントが成長を遂げている事実を把握していくため、1ページに集約した情報からアプリカントの経験がプログラムのアセットとなることを審査官に伝えます。そのためにも、自らが取り組んできたこと、達成したことに焦点を当てた内容に仕上げることに意識を向けていきましょう。それらの内容を書き纏める際はACTION / POWER VERB**を駆使し、可能な限りリーダーシップを発揮したことを印象づけることをお勧めします。レジュメは、PROFESSIONAL(紙面全体の約2/3のスペースを使います), EDUCATIION,そしてEXTEAC CURRICULARの各項目に分かれますが、それぞれの項目欄に記載するコンテンツは自身を際立たせる(他人との差別化)であることを忘れないでください。リストアップしたものが自分を差別化する情報として有効か否か、じっくり考えていきましょう。その差別化する方法を考えるにあたり、仕事を通して与えたインパクトが大切です。そのインパクトの内容を通じて出願者の貢献度も同時に読み取らせることができます。MBA出願用のレジュメでは、(日々の仕事に関する内容ではなく)これまでのキャリアの中のアピール度が高い実例を記述していきます。

** ACTION / POWER VERBの例:Managed, Strategized, Increased, Organized, Negotiated, Executed, Implemented, Streamlined, etc.,