きっかけ作り

近頃の相談案件の1つに、「出願書類を準備を始めるタイミング」が挙げられます。本日都内で開催されたQS MBAフェアに参加し、入学審査官との交流機会を持った受験生もいれば、来月にはキャンパス訪問を計画している方もいます。年度末を迎え、テスト対策以外の場における受験生の活動にも変化が見え始めております。出願書類(レジュメ、エッセイなど)のクオリティーは自らの努力次第でコントロールできる一方で、目標スコアに到達していない状況の中、書類準備を始めることに一抹の不安感を覚える方々もいると思います。そうした不安を軽減するためにも、テストを受けっぱなしにせず、受験結果を分析し、必要であれば講師に助言を求め、今後の対策を練ることも必要かもしれません。テスト対策に集中したいという受験生心理は十分に理解できるものの、全体の出願準備が遅れるといったリスクを伴うことも忘れないでください。「頭では理解しているが、なかなか書類を始めるきっかけがない・・・」という方は、MBA関連イベントへ参加する、卒業生から受験について体験談を伺ってみるなど、この先の自分の行動を後押しするきっかけを得ていきませんか? 繰り返しとなり恐縮ですが、必要以上にテスト対策に時間をかけることのないよう、出願校に関するリサーチ、書類作成、さらには面接対策に十分な時間を取っておいてください。