Resume/CVの作り込み Vol.3

前回はレジュメを作る上で欠かせないAction (Power) Verbをいくつか紹介しました。それらの動詞を使い、行動を起こすため直面していた課題(問題)について言及し、複数名のメンバーから成るチームを率いてその課題を解決したことを述べていきましょう。ここまでは、PROBLEM(課題/問題)に対して起こしたACTION(行動)を述べ、そしてRESULT (結果)を記します。Action (Power) Verbが、問題(目標)の解決に向けて活用したスキルを示すなら、結果は、自らのの影響力を示すポイントです。その影響力の重要度を読み取らせるためにも、(可能な限り)数字やパーセンテージを使って影響力を定量化(売上高の増加率、投資の増加額、労働時間の短縮など)していきましょう。また、自分の影響力を印象付けるためにも、導入したシステムが現在も使用され、持続的な利益をもたらしている事実を述べることも可能です。ここで使用するAction (Power) Verbの数は一つは限りませんので、下記の例ではLed, created, wonが挙げられます。

  • Led the discussion related to short-term reforms to modify Affinity’s traditional corporate vision and core value; created a new corporate vision and 7 new innovative action plans covering organization, HR, investment, cost efficiency and business development point of views; won approval from company executives and shareholders to execute the plan

上述のステートメントの長さについては、2から3行が目安ですが、共同作業をした部署名や関わった関係者の肩書、会社名などを言及すると3行以上になることはあります。さらなる注意点として、入学審査委員は出願者の業界に関する知識や経験がない可能性が高いため、専門用語の使用は控えていきましょう。書き上げた各ステートメントが専門外の方々にも理解できるよう、第三者の意見などを積極的に取り入れてはいかがでしょうか?