目標と学校選び

前回の投稿(2月5日)ではMBA取得後の目標を考える上での要点について述べました。今回はそうした目標の書き方と学校選びとの関係性について述べたいと思います。いざ、自分の目標を書き始める際は、「〇〇産業のリーディング企業で働いて、△△に関する社会問題の解決に貢献したい」というような漠然とした内容の記述は避けましょう。そこで、MBA取得後に就きたい役職、勤めたい会社を具体的に挙げてはいかがでしょうか。その役割や組織(会社)を目指すのか、コンテンツに反映させてください。特に短期目標を具体的に考えることで、MBA教育を通して得たいことも明らかになり、進学希望校を探すリサーチ活動も効率的に進めやすくなると思います。

そして、MBA取得後の目標を示す時には、自らが蓄積してきたスキル、強み、経験について述べ、それらが短期目標を決定することにつながったかを示し、進学希望先の学校が目標達成するために必要なすべてを提供することができることを示します。たとえば具体的な授業内容、授業以外の活動、校風(カルチャー)、ネットワーキング機会など、すべてが、このプログラムが目標達成に必要なスキルを身につけるための最良の方法であるという主張を裏付けます(学校リサーチの量が主張の質を左右します)。