審査官がレジュメを通して注目する点は、i) 出願者が貢献したこと, ii) 貢献する過程で誰と関わったか、iii) 直接/間接的に責任を負っていた成果について。
「私のようなバックグランドは珍しくないと思うので、どうやったら目立つか不安です」という声を耳にしますが、他者との違いを示すためにも以下に挙げる基本的な作法に沿ってコンテンツを書き上げていきましょう。まずは、全ての箇条書き(通称:Bullet Point)をAction Verbで始め、できるだけ、リーダーシップを表す単語/語句を使いましょう。そして、(可能であれば)自身の仕事の成果を数値化するよう心がけてください。また、「部下もいないため人材マネジメント経験もありませんが、どうしたら良いでしょうか?」と質問を受けますが、新入社員のインストラクターとして、業務内容を教え、仕事のクオリティーを確認し、定期的に面談機会を設け、フィードバックコメントを提供することもマネジメント経験にないます。また、インターンをしている大学生の指導に携ったことも述べてください。「区別化、差別化、個性の発揮」など、審査官の眼にとまるレジュメ(CV)の完成形について思いを巡らすこともでてくると思いますが、まずは過去の経験をリストアップし、コンテンツとして使用可能か否かの判断をしていきませんか?