Wharton Schoolでは来年度から、同校の卒業生であるBruce Jacobs氏による多額の寄付により、Quantitative Financeの専攻がカリキュラム上の選択肢に加わります。そして優秀な学生(2年生)には25,000ドルの授業料奨学金が提供されることが発表されました。
こうした新しい専攻(Major)のもとで、学生は金融経済学の知識を証券価格や資産運用へと適用する能力を高めていきます。またこの新専攻のカリキュラムは会計学から統計学、オペレーション、情報、意思決定分野へと多岐な学術内容を網羅します。さらには、エンジニアやコンピューターサイエンスのバックグランドを持つ学生がファイナンスの知識(定量的な資産管理と取引、金融工学、リスク管理など)を取得すると同時にリーダーシップ力を磨くための場としても期待されています。