【受講生の声】:合格体験談

受験生の方にLL.M.出願体験記をご執筆いただきました。

http://www.affinity-english.com/testimonial/index.html

各出願書類の準備を進めていく過程で、アプリカントはアドミッション側へ伝えたい内容の多さに気付きます。しかしその一方では、各校のエッセイ課題に設けられた字数制限と向き合いつつ、(書類上にて伝える)情報の取捨選択作業に取り組まなければなりません。こちらの体験談からは、そうした選択作業と格闘するアプリカントの様子をも読み取っていただければと思います。
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私が米国のロースクール(LL.M.)への出願準備を本格的に始めたのは,2014年11月でした。志望校の〆切まで3ヶ月を切っており,ステートメントも推薦状もTOEFLもこれからという状況で非常に焦っていました。しかし,初回セッションで佐取先生から冷静に間に合うとおっしゃっていただき,落ち着いて準備を進めることができました。

私は日本のロースクール時代のG.P.A.があまり良くないにも拘らず,トップ校を志望していたため,合格を勝ち取るにはステートメントやレジュメといった他の出願書類を充実させるしかないと考えていました。
ステートメントやレジュメにおいては,これまでの経験すべて,その中でも特に業務経験が書くべき素材となります。ただし,その取捨選択は非常に重要です。佐取先生は,ディスカッションを通して,私の経験を掘り起こし,私自身も気づいていなかった点で魅力的な経験等を発見してくれたり,逆に私自身はよいと思っていたが,あまり適切ではないといった経験の取捨選択を的確にアドバイスしてくれました。また,佐取先生は,私のドラフトを一言一句吟味し,ディスカッションをしながらよりアピーリングで一貫性のある文章をアドバイスしてくれました。

私は勤務先で採用担当をしたことがありますが,大量の応募書類を見ていると,「細部に神は宿る」という格言があるように,魅力的な文章には一語一語に的確さと力強さがあり,他の応募者との差が明らかに分かります。私の当初のドラフトは,冗長で,やや積極性に欠ける文章でしたが,佐取先生とのセッションを経て,よりシャープで魅力的な文章になりました。当初のドラフトと完成したドラフトを読み比べるとその差は歴然でした。

また,これらの作業を通して,自分がこれまでどのような経験をしてきたのか,なぜ留学したいのか,といったことが浮き彫りになり,過去に関わった方々への感謝の気持ちと明確な目的意識を再確認することができました。

これらのセッションを経て,なんとか出願に間に合わせることができました。そして,最終的に志望校から合格の通知が届いた時は本当に嬉しかったです。私が合格できたのは,佐取先生が懇切丁寧にじっくりと向き合ってくれたおかげだと思っています。

本当にありがとうございました。