【2015年MBA留学に向けて】:必要なテストを把握

師走のこの時期は、年明けの2nd Round出願に向けた最後の追い込みに差し掛かってきます。その一方では、2015年秋入学に向けた準備に取り掛かろうとしている方々もいらっしゃるのでないでしょうか。今回はそうした皆さんと一緒に、これからの出願準備を進める上での注意事項を確認していきたいと思います。さぁ、まずは下記のチェックリストを確認していきたいと思います。

◆MBA出願に必要なテスト:
まずはこちらのトピックですが、「MBA受験」=「TOEFLと GMATのセット」と決めつけてはいませんか?近年ではIELTSやGREといったテストスコアを受け付け始めているビジネススクールも増えております。各スクールの出願要綱を調べた上でTOEFL, GMAT以外のスコアを受け付けているのであれば、各テストの問題内容を見比べる、さらには模擬試験等を受験するなど、自分と各テストとの相性を確認してはいかがでしょうか。私はIELTSやGREの受験を推奨しているわけではありませんが、こうした選択オプションを知らずに出願準備を進めている方々がいらっしゃいます。常に自分にとっての最適な選択肢を考え、見つけていきたいと思います。

◆現在の英語力と出願対策に必要な時間数の把握:
→IELTSやTOEFLの対策時間数
→GMATやGREの対策時間数
→Essay, Recommendation, Resume, Application formの作成時間数

これらの時間数を踏まえ、自らのワークスケジュールから時間を捻出することの可能性も確認しておきましょう。実際のところ、当初の予定通りに出願準備が進むケースは極めて少ないと言えます。仕事上で予想外のことが起こったとしても対応できるよう、できるだけ早めに準備へと取り掛かることをお勧めします。そのために、先に挙げましたように、模擬試験や本試験を一度受験するなど、「現時点でのスコア」を把握しておいてください。そうすることで、その後の出願戦略も立てやすくなります。