大学院(M.A., M.S.)出願戦略:エッセイの準備

 いよいよ、出願シーズンも10月へ突入しました。TOEFL、GREのスコアも揃いつつある中で、そろそろPersonal Statement(PS) or Statement of Purpose (SOP)への作成に移行したいところです。入学審査官を納得させるエッセイを書きあげるためにも、過去の学術及び、職業経験を振り返り(棚卸し作業)、 大学院卒業後の短期目標を達成すために必要な能力と資質を兼ね備えていることを確認していきましょう。

 そして、短期目標のみならず、現時点から10年程先を見据えた長期目標についても考え、言葉に表していきましょう。いざ、PSやSOPを作成するとなる と、何をどこから、どうやって進めれば良いのか?という悩みも膨らみがちですが、PSやSOPは、パラグラフが繋がり構成されています。よって、最初から 最後まで一気に書き上げようとすることなく、まずは出願に直接関連する経験の確認、その経験から学んだことなどを書き出していく作業から開始することをお勧めします。

 大学院留学経験は自分の目標達成に対して必要不可欠なスキルや経験を与えてくれますか?そしてその与えてくれるもの(スキルや経験)は短期目標、さらには長期目標の達成に有効になりますか。「何をいまさら?」と思うことでも、自分なりの回答を文面にてまとめておきましょう。

 何事に対しても、備えあれば憂いなしですね。