月別アーカイブ: 2022年5月

コミュニケーションスキル

MBAアプリカントが掲げる留学目的には「コミュニケーションスキルを伸ばしたい」という内容をよく目にします。仕事をスケジュール通りに進めるためには、上司、同僚、クライアントと円滑にコミュニケーションを取らなければなりません。対面のみならず、オンライン上での仕事様式も浸透しつつある中、これまで以上にコミュニケーション能力の向上が求められてくるのではないでしょうか。コミュニケーション力には、プレゼンテーション力、交渉力、説得力、説明力、ロジカルシンキング、傾聴力、簡潔かつ明瞭な文の下記方々などが含まれますね。自分の考えを分かり易く伝える能力は、対面であれ遠隔であれ相手側との関係作りにも役立ちますし、仮に意見が対立し話し合いが難航する場合でも、そうした状況下で仲裁的な役割を果たすこともでき、自分の貢献度、存在価値も増すのではないでしょうか。自らのスキルをさらに伸ばすため、各校がどのような実践機会などを提供しているか、確認していきましょう。

【告知協力】2022年海外MBA留活交流会:6/12(日)開催

今年度も、海外MBA進学者による受験セミナー「海外MBA留活交流会2022」を開催いたします!昨今の情勢や、多拠点にお住まいの方にもご参加頂けますよう、本年もオンラインでの開催を予定しております!

本イベントは、MBA出願を検討している受験生の皆様に、受験情報や各大学の特色・プログラムを共有することを目的としております。毎年恒例のMBA受験の主要イベントの一つであり、米国・欧州・アジア総勢30数校への進学予定者、在校生・アルムナイの学校関係者にご参加いただく予定です。

本年度のMBA合格者に登壇いただくパネルディスカッションや、各校のブースに分かれ合格者や在校生と直接お話しいただける学校別相談会、全体での懇親会など充実した内容を企画しておりますので是非とも皆様奮ってご参加ください!!

【日時】

2022年6月12日(日)13:00~18:00 (日本時間)

【場所】

Online (Zoom) ※リンクは申込時に頂いたアドレスに後日送付いたします。

【プログラム】

第一部:オープニング

第二部 : topic別パネルディスカッション

第三部 : 学校別相談会

第四部: 全体懇親会

【参加予定校】

合計31校(順不同・4月19日時点/追加校も順次アナウンスいたします!)

<US :15校> HBS /Stanford /Wharton /Booth /Kellogg /Columbia /MIT /UCB Haas /Ross /Tuck /UCLA Anderson /Yale /Hult / Cornell/USC

<EU :8校> LBS /Oxford /INSEAD /HEC /IESE /IE /IMD /ESADE

<ASIA他 :6校> HKUST/NUS /Nanyang /CUHK /SMU/ UT Sydney

【 参加費 】

500円(参加者特典として受験お役立ち情報もお配りします。)

【 参加登録 】

URLhttps://forms.gle/3ZA7uPWAey998R456

申込期限: 5月31日(火)

申込定員: 参加人数に上限を設ける可能性がございますので、お早めにお申込みください。

【本イベントに関する問い合わせ先】

海外MBAドットコム (主催) kaigaimba.com@gmail.com

また、下記SNSにて、本会に関わる情報やMBA受験に関わる情報を随時発信しております!

是非フォローしご活用ください!

海外MBAドットコム

URL : http://kaigai-mba.com/

Twitter : @kaigaimba

Instagram : @kaigaimba.com22

【 注記 】

※参加費は当日用のZoom有料アカウント取得、Websiteサーバ費用などの運営費に充てさせていただきます。

※イベント内容は現時点の予定であり変更の可能性が御座います。

【2023年入学用】Harvard Business School Essay Question

出願締め切り日と同じくして、Essay Questionもリリースいたしました。
昨年度のQuestionと同様です。
https://www.hbs.edu/mba/admissions/application-process/Pages/default.aspx

There is one question for the Class of 2025 application:

As we review your application, what more would you like us to know as we consider your candidacy for the Harvard Business School MBA program?

We think you know what guidance we’re going to give here. Don’t overthink, overcraft and overwrite. Just answer the question in clear language that those of us who don’t know your world can understand.

【2023年入学用】Harvard Business School Deadlines

Harvard Business Schoolの出願締め切り日が発表されました。
詳細は下記のリンクより御覧ください。
https://www.hbs.edu/mba/admissions/Pages/application-dates.aspx

Round 1 
。Application due: September 7, 2022
・Decision released : December 8, 2022

Round 2 
・Application due: January 4, 2023
・Decision released: March 29, 2023

All applications are due at 12 noon EST on the day of the deadline. Therefore, Class of 2025 applications received after September 7, 2022, will be considered in Round 2. Consequently, applications received after January 4, 2023, will not be considered.

The Class of 2025 application will open in June 2022.
出願時期に関わらず、同校への出願を考えている方は、来月のタイミングで願書(application)用のアカウントを作成し、入力項目を早めに確認してください。

MBA準備計画と柔軟性

5月に入りますと、「書類準備を本格的に開始したい」という声が寄せられます。合格者体験談などの留学関連イベントが開催される機会も増え、合格者の生の声に触れると思います。そして、周囲にいらっしゃる卒業生の方の経験にも耳を傾けることも多いのではないでしょうか。それぞれの方々の出願経験からたくさんのことを学べると同時に自分の状況と置き換えることで、やる気も高まると思います。しかしながら、お話をうかがう全ての方々の準備方法が自分に当てはまるとは限りません。どうしても、相手と自分の現状とを比較しがちになるものの、柔軟性も忘れないでください。

1人一人に個性があり、進学希望先、英語の習熟度、準備時間など異なります。皆さんが立てる準備計画は、その時々の状態を見極めたうえで、それに合うものであることをお勧めします。特にこれから学習を始めるという方々にとって、自分にあった準備メニューを提案してくれる支援者の存在は大切になると思います。Affinity英語学院ではそうした準備計画を”テスト”、”書類準備”の面からサポートしております。

■学習カウンセリング
https://www.affinity-english.com/counselling/study-counseling.html

■留学カウンセリング
https://www.affinity-english.com/counselling/ryugaku-counseling.html

自分にあった準備計画を立てていきましょう!

Why Do I want an MBA?

大型連休も後半に入りましたが、出願準備の進捗状況はいかがですか?
テスト対策の傍ら、そろそろ「MBA取得後に自分は何を成し遂げようと思っているのか?」といった問いと向き合う日々を過ごしている方々もいらっしゃるかもしれません。MBA取得後から何年も先に達成したい目標がわかっているのであれば、その目標を達成するために必要なスキルや知識を身に付け、さらにはネットワークを構築するためどの学校で誰と知り合う必要があるのか?未来の自分像を取り巻く環境を想像する機会を少しずつ増やしてください。

そうした一方で、MBA出願準備をスタートしたものの、「卒業後のキャリア目標が多少曖昧な気がする、これでいいのだろうか?」と考えを巡らせている方から相談を受ける機会があります。これまで国内畑を中心にキャリアを形成してきたため、これからは国際事業に関わる機会を増やしていきたい。まったく別の業界に転職したい、あるいは、将来的には起業家志望で、自分の会社を立ち上げ、国際市場におけるビジネス展開についてもっと学びたいなど、MBA教育は様々なキャリアの方向へと進むことを後押しするものの、そもそも自分が何を求めているのかを知らなければ、準備も先に進みませんね。

そのような状況を踏まえ、今回はUniversity of PennsylvaniaのWharton Schoolのサイトから、”Why Get an MBA“と題した記事を共有いたします。
https://mba.wharton.upenn.edu/why-get-an-mba/

The Benefits of an MBA

Completing an MBA program demonstrates a commitment to learning, improving, and applying skills that can help a company succeed. Additionally, professionals with MBAs feel a greater sense of confidence in their marketability, as well as the wealth of information they can bring to various endeavors. These are just a few of the advantages of getting an MBA.

1. GREATER AWARENESS OF A GLOBAL MARKET

Earning an MBA puts you in close contact with other students from around the world who have different work experiences and perspectives on the global economy. In addition to learning from professors, MBA students can expand their knowledge of other industries in the U.S. and abroad.

2. IMPROVING COMMUNICATION SKILLS

Effective communication is a fundamental skill required for professionals to succeed. While communication may be considered a “soft skill” compared to “hard skills” such as constructing a P&L model, it’s no less valuable. An MBA can help hone verbal and written communication skills, allowing you to successfully convey concepts to different people at different levels of an organization to ensure everyone is able to work together toward a common goal.

3. EXPAND YOUR PROFESSIONAL NETWORK

Earning an MBA makes you part of a global network of nearly 100,000 alumni, giving you access to respected and intelligent professionals you may not have otherwise had a chance to connect with. Beyond being part of a broader community, you’ll also have the opportunity to build relationships with other professionals in the classroom and beyond.

4. INCREASED JOB OPPORTUNITIES

In a highly-competitive job market, an advanced degree can help set an applicant apart from their peers. From energy to consumer products to start-ups, an MBA can be an asset in any industry. Employers typically look to hire or promote a candidate with an MBA because they have skills in marketing and finance that others within the organization may lack. This allows them to hit the ground running with various initiatives and help their company increase profits.

5. BETTER TIME MANAGEMENT

Earning an MBA requires juggling extracurriculars alongside a challenging course load — not to mention other personal and professional pursuits. Getting an MBA can help you manage your time effectively, which is not only an in-demand skill among employers, but a valuable life skill, as well.

そして、在学中における教育オプションとして、19種類の専攻分野(以下をご参照ください)が用意されています。圧巻の数ですね。

  • Accounting
  • Business Analytics : STEM Certificate
  • Business Economics and Public Policy : STEM Certificate
  • Business, Energy, Environment, and Sustainability : STEM Certificate
  • Entrepreneurship & Innovation
  • Finance
  • Healthcare Management
  • international Business
  • Management
  • Marketing
  • Marketing and Operation
  • Multinational Management
  • Operations, Information and Decision: STEM Certificate
  • Organizational Effectiveness
  • Quantitative Finance : STEM Certificate
  • Real Estate
  • Statistics : STEM Certificate
  • Strategic Management

こうした教育リソーソを将来のキャリア形成に向けどう活用すべきか。少しずつ学校調査を初めていきませんか?

EducationUSA主催 :家族同伴でのアメリカ大学院留学

大学院留学を志されている方の中には、すでにご家庭を築かれている方もいれば、留学前にご結婚予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

留学にご家族を同伴した場合、家族はどのようにして過ごすのか、学業と家庭生活との両立はできるのかなど、アメリカの大学担当者と日本人留学生がお話されます。

セッションは、日本語で行われます。質疑応答の時間もあり、留学されるご本人だけでなく、
ご家族の方もご参加いただけます。

■日時:2022年5月18日(水)12:00-13:00

■内容
12:00-12:05 開会の挨拶
12:05-12:25 アメリカの大学が家族連れ留学生に対して提供しているサービス
について〜スタンフォード大学を事例に〜
12:25-12:45 お子さんを連れてのアメリカ大学院留学(コロンビア大学に通う日本人留学生による
経験談発表)
12:45-13:00 質疑応答

■実施形態:オンライン

■使用言語:日本語

■申し込み
https://business.form-mailer.jp/fms/7a31f2d5169366

■参加費:無料

◎詳細は下記をご確認ください。
https://americancenterjapan.com/event/202205187994/

志望校への合格、そして卒業後のキャリア

「MBA受験にあたっての最大の目標は何ですか?」と問われた際、受験生の誰もが「第一志望校へ合格すること!」と回答すると思います。いまさら、そんな分かり切ったことを?と首をかしげる方々もいる中で、入学審査官の視点について再考してみたいと思います。第一志望校へ合格し、卒業し、就職し、関わりたい仕事、リーダーシップ能力を発揮して生み出す成果、会社、業界、社会へのインパクトなどといった点は、考え始めていると思います。その作業自体に問題はありませんが、入学審査官はその先のこと、つまり長期的な成功の可能性も短期目標以上に注視します。短期的な視点でキャリア形成上MBAを取得する理由を強調しすぎると、「我々審査官が聞きたいと思うことだけに焦点を合わせた回答を述べているに過ぎない」とジャッジされてしまいます。こうした点を再認識し、出願先のスクールが掲げる教育方針との一致度合いを確認してはいかがでしょうか?

入学審査委員会は、ビジネスコミュニティに影響を与える将来のリーダーを求めています。アプリカントが設定する長期目標は、今後のキャリアを形成するための原動力として捉えることができます。まず、自分の専門分野でどのような影響を与えることを想定し、その影響がなぜ重要かを書き出してみてはどうでしょうか。長期的な目標についても、短期目標と同じく、できるだけ具体的に、肩書きを決め、働きたい会社/自ら起業する場合も想定した上で考えてみましょう。

短期・長期目標を書き出した上での次のステップとして、自分がすでに持っているスキルや知識、ビジネススクールを通して身につけるべきスキルや知識もリストアップしておきましょう。この作業は、アプリカントが目標を達成するために必要な教育リソースを提供する最適なMBAプログラムを選択する上で特に重要な点です。例えば、自らが卒業後に進みたい業界に関する経験がない場合、授業、実践的な学習機会(Practical Learning Experience)、同じ考えを持つ仲間とのネットワーク(例:クラブ活動機会)、就職サポート体制を提供するスクールは、アプリカントにとって最適な教育環境になると思います。

入学審査においては、GMATやGRE、英語力、学業成績、職業上の業績が重要な要素になりますが、ビジネススクールでの経験を通して、自分の専門分野であらたな変化を起こそうとする思慮深いリーダー像を伝えるためにも、時間をかけて自分の目標(この場合は人生目標といっても過言ではないかもしれません)を明確にすることは、MBA受験において必要なプロセスであると、私は思います。