月別アーカイブ: 2013年6月

記憶の再生とエッセイ準備との関係性

それでは、5月25日(土)の投稿の続きで、「記憶力」について述べてみたいと思います。

カウンセリングの場では、仕事から課外活動まで相談を持ちかけられ、それらのお話しを聴く中で、私はいつも皆さんの記憶量に感心させられることがあります。

個々のエピソードは数年前以上になることもしばしばですが、当時の事を鮮明に思い出せるくらいに記憶が整理されている方々が多いからです。その当時の状況、あるイベントが発生した経緯、その場での様子や雰囲気など事細かに再現されます。具体的には、自らの果たした役割、行動、そして成果といったエッセイや面接用コンテンツとして十分に値するものでした。

大袈裟かもしれませんが、数年前の出来事でも数か月前に体験した出来事であったかのように思い返せるくらいに記憶が整理されていますと、過去事を語るその表情にも普段以上の余裕が浮かびあがります。そうした時に垣間見られる(何気ない)表情は、面接官に対して自らの内面的な自信を印象付ける際に役立つと思います。

私の好きな言葉として、以下に紹介するイギリスの格言があります。”考えていたことを上手に言い表せた時に、はじめて、自分が何を考えていたのか、本当によくわかる”

そうした各自の記憶を再生する作業を、日々のカウンセリングを通じて支援しています。

【LL.M. Program Application Deadlines for Fall 2014】: Harvard Law School (HLS)

この「海外留学への路」ブログをスタートさせて以来、主にビジネススクールの情報が中心となってきましたが、ここではようやくHarvard Law Schoolでは、2014年秋入学希望者の出願要綱を共有することができました。

ここ数年来変わることなく2013年12月1日と発表されているものの、11月15日までの出願を勧めています。一見するとわずかな違いに思うかもしれませんが、一日でも早いタイミングで出願書類のレビューを受け、自らのバックグランドの希少性を伝えるためにも、15日を締切日とした上で、特にTOEFL受験日の設定、推薦状の手配を進めてはいかがでしょうか。

同校のサイトでは、下記Application Materialsの提出を義務付けています。

  • Online application form
  • CV/Résumé
  • Personal statement, parts (A) and (B)
  • Transcript(s)
  • Recommendations (at least two)
  • Official TOEFL report (if applicable)
  • Financial Aid application (if applicable)
  • Application fee of US$85

http://www.law.harvard.edu/prospective/gradprogram/llm/apps-and-deadlines/index.html

この6月の時期はTOEFLのスコアアップ対策に向けた時間と労力を注ぐことになると思いますが、来月以降からはCV/Résuméの作成作業を開始するなど、書類準備にも意識を向け始めていきましょう。

【学校説明会の開催予定】: Harvard (HBS)

同校のRound 1から三ヵ月前にあたる6月16日(日)には、学校説明会が都内にて開催される予定です。これからリーサーチを始める方々にとっては、その学校側が求め育成したい人材像、教育方針、スクールカルチャーといった側面を把握する上でのきっかけの場になると思います。

https://hbs.askadmissions.net/Portal/EI/ViewDetails?gid=62357795441d07a8514d75913fab227bef786d