合格に必要な要素

この時期は1月や2月の締切日で出願された受験生が世界各国で面接試験を受ける一方で、嬉しいお知らせ(合格報告)も届き始めております。

自身で納得がいくスコアを取ることで、気持ちと時間に余裕が生まれ、レジュメ、エッセイ、推薦状の質を向上させるために労力を注ぎ、出願先の関係者との交流にも熱が入り、そうした経験がエッセイやインタビュー用コンテンツに反映されます。このように、各対策項目を点ではなく線で捉えて準備を進めていくためは、モチベーション、気持ちの切り替えといった心理的要素も鍵を握っていると思います。

担当受験生の支援を継続していく中で、個々の気持ちの持ちようがテストスコア等の対策準備に影響を及ぼす場面を多々目の当たりにしてきました。「合格するために何が必要ですか?」と問われこともありますが、私は以下の3つの基本要素が必要だと思います:1) 試験に対する自らの準備度合い、2) 実力、3)心理的な要素(モチベーションなど)が合致した時こそ、出願準備プロセスで訪れる決定的な局面(例:絶対にスコアアップが必要な場合)を乗り越えられると思います。まさに、「勝負力」と言っても過言ではないと思います。