趣旨
GMAT EA (Executive Assessment)はEMBA(エグゼクティブ向けのMBAプログラム)へ出願される方を対象に作成されたテストなのですが、1年制のミッドキャリアプログラムと2年制のレギュラープログラムの一部がEAのスコアによる出願を認めるようになっています。以下がEAスコアによって出願できる主なプログラムです。
(1) Mid-career MBA programs(1年制)
- LBS Sloan Masters in Leadership and Strategy
- MIT Sloan Fellows MBA Program
- Stanford University MSx Program
- University of Southern California IBEAR Program *2022年秋入学者用の暫定措置
(2) Regular MBA programs
- Carnegie Mellon University (Tepper)
- Columbia University
- Duke University (Fuqua)
- Fordham University (Gabelli)
- Georgetown University (McDonough)
- New York University (Stern)
- Rice University (Jones)
- Vanderbilt University (Owen)
- University of Michigan (Ross) *ただし「GMAT waiver」として
- University of Rochester (Simon)
- University of Texas at Austin (McCombs)
- University of Virginia (Darden)
EAは通常のGMATよりも試験時間が短く、またIR(Integrated Reasoning)が点数の1/3強を占めることから、受験生のバックグランドや特性によってはGMATよりもスコアメイクが簡単な可能性があります。また、プログラムによってはGMAT/GREよりもEAによる出願の方が有利な傾向がみられます(詳細はセミナー内にて解説します)ので、GMAT/GREのスコアメイクに苦しんでいる方にとってはEAによる出願が有力な戦略となりえるのです。
本セミナーでは以下の内容を扱います。
・EA誕生の経緯
・EAの試験形式
・オンライン試験と会場試験の共通点と相違点
・EAのルール(受験回数、スコアキャンセルルール、スコア送付方法、等)
・EAのスコア算出方法の詳細解説
・MBA出願の際に必要となるEAスコアの目安
・EA出願者の合格事例紹介
・GMAT, EA, GREの比較
・EAのタイムマネジメント戦略
・EAにおける「問題の捨て方」研究(例:IRのMSRを捨てる、VerbalのSCを捨てる、等)
・IR(Integrated Reasoning)対策(問題形式、タイムマネジメント、問題の捨て方等の解説をした後に問題演習を実施します。)
逆に、本セミナーにおいては以下は扱いませんのであらかじめご了承ください。
・Verbalの問題演習
・Mathの問題演習
⇒EAのVerbalとMathはGMATとほぼ同じ内容なので、VerbalとMathの対策についてはGMAT関連クラス(SC戦略クラス、CR戦略クラス、RC戦略クラス、Math戦略クラス、等)をご活用ください。
受講料
16,000円(税抜、教材費込)、17,600円(税込、教材費込)
- 新規ご受講の方には、入学金12,000円(税抜)、13,200円(税込)がかかります。