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EA (The Executive Assessment)はEMBA(エグゼクティブ向けのMBAプログラム:通常はパートタイム)への入学試験として作成されたテストなのですが、ミッドキャリアプログラム(Mid-career MBA:目安として6年以上の職歴が必要なフルタイムMBA)と通常のMBAプログラム(Regular MBA programs:目安として3年以上の職歴が必要なフルタイムMBA)の一部もEAのスコアによる出願を認めるようになっています。
以下がEAスコアによって出願できるプログラムの例です。
(1) Mid-career MBA programs
- LBS Sloan Masters in Leadership and Strategy *得られる学位はMSc
- Stanford University MSx Program *得られる学位はMSc
- MIT Sloan Fellows MBA Program
- University of Southern California IBEAR Program
- University of Washington Foster Global Executive MBA
(2) Regular MBA programs
- Carnegie Mellon University (Tepper)
- Columbia University
- Duke University (Fuqua)
- EDHEC Global MBA
- ESSEC Global MBA
- Georgetown University (McDonough)
- HEC Paris
- New York University (Stern)
- Rice University (Jones)
- Vanderbilt University (Owen)
- University of California Los Angeles (Anderson)
- University of California Riverside (A. Gary Anderson)
- University of Michigan (Ross) *職歴が8年以上の方限定
- University of Rochester (Simon)
- University of Texas at Austin (McCombs)
- University of Virginia (Darden)
EAはGMATよりも試験時間が短く(90分間)、受験生の特性やバックグランドによってはGMAT/GREよりもスコアメイクが簡単な可能性があります。また、プログラムによってはGMAT/GREによる出願よりもEAの方が有利な傾向がみられるので、EAを認めている学校への出願においてはEAスコアによる出願が有力です。
EAの試験内容
理論武装をしてから具体的な学習に入りたいタイプの方は「はじめの一歩」として「EA攻略法セミナー(動画講座)」から受講されることをお奨めします。テストのルール、特徴、戦略、テクニック、勉強法、等を「世界一マニアックに」お届けしています。逆に、実践的な問題演習から開始したい方は「GMAT/EA 総合演習 3時間セミナー(ライブ講座)」にご参加いただきEAを体感するところから修業を始めてください。
EAの最大の特徴は、GMATからは消えた「SC(SentenceCorrection:文法問題)」がVerbalSectionに含まれていることでしょう。文法問題でスコアを稼ぐためにも、そして高度な文法理論を習得することで英語力の底上げを実現させるためにも、初期のEA対策においてはSCを重視することをお奨めします。EAの本格的な対策は「SCセンコレ道場(動画講座)」から着手することがお奨めです。
そして、SC以外の科目(CR, RC,等)は全てGMATと共通です。つまり、テスト内容で考えると「EA - SC = GMAT」なのです。よって、将来EAからGMATへ転向することになっても特に追加で学習すべき科目は存在しません。従って、よく耳にする「後でGMATに転向すると新しい試験をゼロからやり直すことになるから非効率的である」等のご批判は事実に即していませんのでご注意ください。
従って、EA対策講座は(SC以外は)GMATと共通の内容です。ただし、注意していただきたいのは、EA数学セクションは「PS(Problem Solving)」と「DS(Data Sufficiency)」によって構成されているのに対して、GMAT数学セクションは「PS(Problem Solving)」のみが出題される点です。GMATにおいてはDSがIR(Integrated Reasoning)と合体してDI(Data Insights)という新しいセクションになっています。よって、「DI戦略クラス」を受講されると、EA目線で言うと
「IRセクション」と「数学セクションのDS(Data Sufficiency)」の両方を学ぶことになるのでご注意ください。
つまり、以下のクラスを受講されるとEAの全ての科目を網羅することになります。
科目やクラスの名前が少々ややこしいですが、AffinityのGMAT関連クラスは全てEA受験生にも対応する形に作られていますのでご安心ください。