【年末年始の追い込みに向けて】 :前後裁断

今年も残すところ、今日、明日のみとなりました。ここから年始にかけて出願校の締め切り日が続くため、出願者の皆さんにとっても重たいものが圧し掛かってくる時期ではないかと察します。

今は、多くの皆さんがエッセイコンテンツの総仕上げ段階へ入っているものとお察し致しますが、文法やスペルミスのチェックなどproofreadを受け、やるべき作業は必ず終了した上で出願しましょう。そして、この時期はエッセイの執筆作業に注力が傾きがちになりやすいため、on-line application formの入力作業など、これまで後回しにしてきた作業も日々継続的に進めていきましょう。

ところで、私の好きな言葉の1つに「前後裁断」が挙げられます。これは、沢庵宗彭という江戸時前期にかけて活躍した僧が教え伝えたと記録に残っています。こうした出願準備が最終局面に差し掛かりますと、「あの時こうしておけばよかったかも・・・」、さらには「果たして合格できるだろうか?」といった様々な考えが頭の中を交差するかもしれません。そうした時にこそ、物事の前後(過去や未来)に気を取らわれることなく、今この場で集中することを説かれた沢庵和尚の言葉と向き合ってみてはいかがでしょうか。