MBA出願戦略:流れ

「出願戦略」ならう表現を用いますと、何か大げさな響きに聞こえがちですが、今後の出願スケジュールを考えていく上で、当方の考えを共有できればと思いました。

MBA受験を決意してから過ごしている日数は、それぞれにおいて異なると思います。準備をスタートさせたからには、スポーツの試合と同じく、受験のプランを進めていく上で「流れ」を作り、良状態(調子)を維持していきたいですね。しかしながら、思ったように事が進まない時もあります。そのような時こそ、「悪い流れ」をどう断ち切ることを考え、実行しなければなりません。刻一刻と時間は経過していきますので、現在における自分の準備状況をしっかりと把握し、その後の進め方(作戦)を考えていかなければなりません。

現時点でIELTS / TOEFLの対策が終了している方々は良い準備が出来ていると思いますし、さらにはGMAT/GREの目標スコアを取り終えている方々は、第一ラウンドでの出願に向け、学校調査を始め、レジュメ、エッセイ、推薦状のクオリティーを高めていくためにも、学校関係者とのコンタクト、説明会への参加など、積極的に動いていらっしゃるのではないでしょうか。

逆にスコアの伸び具合が当初の予想と反していると感じる時方々は、ここで今までの学習方法等を見直してみることも必要かもしれません。スコアの進捗が思わしくない時に陥る心理的な兆候として、「自分は何のために時間と労力を費やしてMBA受験をしているのだろうか?」と、葛藤を抱きやすくなりがちです。また、こうした折には、自分のモチベーションを上げるため、学校説明会へ参加するなど、机から離れる時間を作ってみてはいかがでしょうか。思うように準備が進まない時こそ、動くことが必要かもしれません。