2023年秋入学に向け、アプリカントの方々の多くはテスト対策に注力されているのではないでしょうか?そして、そうした(おそらく)全ての方々は、MBA Application Materialsの中で何が重視されるのか、自分がどう評価されるのか気になっていると思います。各校が発表しているClass Profileというデータがありますが、そのデータ上に記載されているテストスコア、GPA(評定平均値)に達していたとしても、合格が保証されるわけではありません(時として不合格になることさえあります)。
MBA受験は加点法で、各種出願用書類、テストなど多数項目の合計ですので、「これが特に重要」という項目はありません。アプリカントはエッセイを通じて自分のキャリアパスの次のステップとして海外MBA教育が必要であることを伝えることができ、同じスコアや似たようなバックグラウンドを持つ他のアプリカントとの差別化を図ることができます。審査官の立場に立ってみますと、アプリカントが思い描いている考え(目標)や、そうした考えを持つにいたった経緯(過去の経験とパッション)を知ることができます。GMATやGREのような学力判定試験への対応に苦手意識を感じている方々も、エッセイ課題への回答を通して自分に対する審査官の印象を変えていくことが可能です。そう考えますと、エッセイ課題へ対応することは、各個人が本当の自分について語る機会と言えますね。