MBA留学の形態:私費と社費

MBA出願準備に関する相談の中で、「私は私費留学のため審査上不利になりますか?」という質問を承る時があります。そこでまずは、社費生というステータスが入学審査官に与える印象を以下にまとめてみます。

・派遣先の企業や団体の中でスクリーニングを経た人物である。

・MBA取得後の就職先が決まっている。

また、派遣生として選ばれる背景には仕事上の実績、人物像などが会社や団体から高い評価を受けていると捉えられますので、こうした側面は加点の要因です。入学審査は加点方式ですので、私費で留学をされる方々は、この加点となる要素を自己分析作業を通して確認する、時には見つけ出していくよう努めていきましょう。さらには、テストで高得点を取得する、奨学金を得ることでより加点材料を増やすことも可能です。

どうしても自分と他のアプリカントを比較しがちになってしまいますが、まずやるべきことは、自らのキャリアプロフィールの把握ですね。