MBA出願用レジュメの準備に向けて

前回の投稿では、実現可能な目標を立てて、無理が生じない範囲内で行動することを共有いたしました。出願書類の準備に取り掛かる上で、最初に着手する書類は英文レジュメになると思います。このMBA出願用レジュメでは、以下3つのパートに自己PR用の情報を振り分けていきます。

  • 職務経験
  • 大学以降の教育経験
  • 個人的な経験

レジュメを書き上げることで自分を英語で表現する際の準備となります。そして、レジュメの枚数は1枚が原則ですので、経験した全ての事柄を記載することではなく、取捨選択した経験を記述します。入学審査官は過去の実績がアプリカントの将来性を予測する有効なツールであるという観点に立ち、レジュメを読みます。そのため、アプリカントはリーダーシップに関する具体的な事例をいくつか用意しておかなければなりません。自分のリーダーシップ・スタイルや成果への貢献度を伝えるためには、どのようなエピソードが最適でしょうか?

・自分が立ち上げたプロジェクト

・成長する機会をつかんだプロジェクト

など、既に思い描くプロジェクトが頭の中を駆け巡っているのではないでしょうか。

たとえば、自らが率いた最も困難なチームプロジェクトと、それをどのように成功させたか。

こうしていくつかの事例を頭に入れ、始まりから最後に至るまでの話の展開を把握しておきましょう。そうしたためにも、「何をしたのか」、「なぜそれをしたのか」、「周囲/関係者に与えた影響」、そして最終結果(成果)を伝えるよう話を組み立ててはいかがでしょうか。