明日からは8月を迎えますが、2nd Round出願へ向け、GMAT/GREを初めて受験する方々も多いのではないでしょうか。この時期は、出願校の選択、出願時期、キャンパス訪問、エッセイや推薦状を中心とする書類作成の手順などに関する相談を承らせていただいております。
そこで、本日は出願準備に際して最初に着手する書類となるレジュメについて述べたいと思います。
ご存知の通り、出願用レジュメから、入学審査官は主に出願者
1)リーダーシップ
2)コミュニケーション力
3)キャリアの発展状況
を確認します。
例えば、皆さんがリーダーシップ(スキル)を考える際には、共通の目標に対して専門家を含む関係者を纏めた経験、現状の課題解決へ取り組む過程でチームの課題を発見したこと、作業の優先順位を決め、成功へと導いたことなど、それぞれが様々な事例(ネタ)をお持ちのことと思います。さらに、後輩社員(職員)の教育指導を担当したなどのエピソードもレジュメ用コンテンツの候補となります。また、社内で勉強会を立ち上げ、運営しているといった実例も可です。
■jargon(ジャーゴン)
ある職種の関係者のみでしか通用しない用語(他の職種の方々には意味が伝わらない言葉)をジャーゴンと呼びます。レジュメ用コンテンツを書き纏める際には、そうしたジャーゴンを除いてください。
レジュメを作るためにも、自らのキャリアを棚卸し作業が必要です。
まずは下記3項目ごとに分けて、その作業をスタートさせていきましょう。
1) 学生時代の活動と実績
2) 課外活動(趣味等の経験も含む)
3) 職業実績
以上簡潔ではありますが。この時期にレジュメを作ることで、今後、学校関係者(在校生や卒業生)とコミュニケーションを取っていく上での自己紹介(PR)ツールとしても活用いただけます。
「テスト対策に時間を割いてきたので、キャリアの棚卸し作業等をスタートさせていない・・・」という方は、ご相談をお寄せください。