大学院留学へ向けた出願計画

4月3日の投稿(アセスメント-7)では、大学院の教育(研究)環境や出願先プログラムに対する理解を深める目的を共有させていただきましたので、本日は出願に向けた計画について皆さんと一緒に考えてみます。

<サンプル>
◆4月
・キャリア目標の確認
⇒短期目標/長期目標
⇒特に短期目標を達成する上で大学院教育が最適である理由
・大学以降のイベントを中心とした自己分析作業
・TOEFL/IELTS対策(受験含む)

◆5月
・出願先プログラム(候補)をリストアップする
・特に短期目標を達成するための最適なプログラムのリサーチ
・大学以降のイベント(学業、研究、職務経験等)を中心とした自己分析作業
・TOEFL/IELTS対策(受験含む)

◆6月
・出願候補先プログラムに関するリサーチ
・TOEFL/IELTS対策(受験含む)
・GRE対策開始

◆7月
・TOEFL/IELTS対策(受験含む)
・GRE対策
・出願候補先プログラムの絞り込み
⇒例)第一志望群とそれ以外の分類

◆8月
・出願予定校の確定と要綱(締め切り日、書類、奨学金等)の確認
・Statement of Purposeのアウトライン作成
・推薦者へのコンタクト
・GRE受験

◆9月
・Statement of Purposeの作成作業(継続)
・GRE受験(必要に応じて)
・Application Formsの入力作業開始
・推薦者との打ち合わせ

◆10月
・Statement of Purposeの作成作業(継続)
・Transcriptsの送付手配
・Application Formsの入力作業(継続)

◆11月
・Statement of Purpose完成
・テストスコアの送付手配

◆12月
・出願開始

これまでの指導経験上、年内に出願を完了された受験生のスケジュールを参照しながら、上記サンプルを書き記しました。こうしたスケジュールにフルブライト奨学金等へ応募される方々は、6月から7月にかけて忙しくなることが予想されますが、8月から9月にかけて奨学金の応募締切日を迎えるケースもあります。

出願スケジュールを作成する上は、淡々と準備を進める時期と力の入れ所を事前に把握してことが必要だと思います。準備を開始した当初はテスト対策に注力していれば事が済みますが、春から夏、夏から秋へと季節が移り変わるにつれ、これまでのテスト対策に加え、Statement of Purpose, Application Form,推薦状、Transcriptsの手配などの作業が積み重なってきます。何となく頭の中で描いていた出願スケジュールに対するイメージをカスタマイズしていきましょう。