アセスメント-6

大学院留学を通じて、様々な実務や研究活動を通じて専門性を磨き上げる経験を積める反面、学業活動面以外のキャリアを停滞させることになります。ましてお仕事を退職して留学する(私費留学)際には、これまでの収入や保証等を頼ることができなくなりますので、これまでの生活面とのギャップに遭遇することも予想されます。つまるところ、これまで何気なく行っていたことも資金をセーブするなど、こうした行為が積み重なりますと、それだけでも場合によってはストレスに感じる可能性を残します。

もちろん、「全てはキャリア開発のため」と割り切ることができればそれに越したことはありませんが、そのように簡単に割り切れないところも人間心理の複雑な側面かもしれません。

私は留学カウンセラーという立場以外に、キャリア・コンサルタント立場で個々人のキャリア開発の支援活動にも従事しています。こうした経験を踏まえ、Affinity英語学院では、今後のキャリア開発を考える際にも、幾つか存在するその開発方法の中でも、留学経験が本人にとって最適であることを皆さんと共に確認しあっていきたいと思います。

当学院にて実施するキャリア・カウンセリングでは、自らのライフライン・チャート(自分史)を作成し、大学以降で印象に残るライフイベント(ゼミ、クラス、研究室、就職、仕事、業績、成果、周囲からの評価、移動、転勤等)を中心に書き出していただきます。そして、こうした自らにとってターニングポイントになるイベントを振り返ることで、その経験が今の自分にとって糧となっていること、具体的には自らの価値観や物事の考え方、自分の仕事に対する取り組み方の変化、さらには得た知識やスキル(強み/得意分野)、ネットワークなども同時に考えていきます。

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http://www.affinity-english.com/ryugaku-guidance/life-career-counseling.html