卒業生が推薦者になること

出願シーズンも折り返し地点となる8月を迎えました。2ndラウンドでの出願を目指すMBA受験生にとっては、IELTS, TOEFLやGMATといった試験対策に向けて余念がない時期であると察し致します。この時期に以外と多い相談内容として、推薦者の人選、推薦状に使用するネタ(エピソード)の選定といったものが見られます。

そうした中、本日は「卒業生が推薦者になること」について考えてみたいと思います。

卒業生に推薦状を書いてもらうためには特別の手順を踏むのでは・・・と考えがちですが、他の推薦者へ作成を依頼すると同様に推薦者と共有できるエピソードを用意しましょう。そのエピソードを通じて、自らの強み、秀でた能力、スキル、さらには将来性等を読み取らせて入学後におけるスクールコミュニティーへの貢献度合いを示します。

そうした一方で、その推薦者とは「学校のカルチャーに適しているからこそ貢献できるポイント」を書き加えてもらうように考えてはいかがでしょうか。卒業生の推薦状内容に対して効力を与えるためにも、そうした「学校カルチャーとのフィット感」以外に、ポストMBAのキャリアプラン実現に向けた教育コンテンツ(リソース)とのフィット感等も共有しておきましょう。