月別アーカイブ: 2014年6月

【2015年入学用出願締切日】 School of Public Health, Harvard

時折、「Affinityはビジネススクール留学希望者の専門予備校ですよね?」と尋ねられることがあります。そうした際には「いえ、同学院にはMBA以外の学位取得を目指す受講生も通われています」とお答えしております。以下にご案内するMasters of Public Health(公衆衛生学修士)を目指す方々も通学されています。ビジネススクールへの出願書類とはエッセイの数や推薦状の人選、中身など異なるものの、進学した先で学びたいこと、卒業後のキャリア、出願理由、過去のキャリバックグランドの振り返りなど、基本的な中身は同じです。

前置きが長くなってしまいましたが、当学院受講生間でも人気が高いHarvard University, School of Public Healthから出願締切日が発表されています。

For fall 2015 enrollment, December 15, 2014 is the deadline for application.

【2015年入学用出願締切日】 Harvard Kennedy School of Government

MPP, MPA/ID, MPA2, MC/MPなど(Ph.D.は除く)、Kennedy Schooolの出願締切日が発表されました。

・Deadline : December 2, 2014
・Notification : March 2015

Those interested in applying for a Master’s program starting at HKS in 2015 will be able to access the application in early September (final date TBD). The application deadline will be Tuesday, December 2, 2014 at midnight EST.
http://hksadmissionblog.tumblr.com/

Appplication Formへの入力などの作業は先々になりますが、出願締切日が発表されましたので、TOEFLやGRE (General Test)の最終受験日、そして推薦状の作成依頼時期など、色々と考えることは盛りだくさんですが、自らのが使えるであろう出願準備時間も含め、同締切日から逆算したスケジュールを策定していきましょう。

ターニングポイント

あっという間に2014年も折り返し地点に差し掛かろうとしています。今週から来週にかけては、関東でも梅雨入り宣言が発表されそうな様相を呈しています。

例年この梅雨の時期に差し掛かりますと、受験生の方々とワークシートを広げながら、これまでの受験生のライフ・キャリア(教育、職業、課外活動等)のイベントを振り返り、いくつかのターニングポイントと向き合う作業を行います。こうした「ターニングポイント」には、予想だにしなかった逆転劇から、目に鱗など実に様々な表現を駆使されて当時のことをまるで先日起こったかのように表現されます。そうした一方で、上司や先輩、友人からかけてもらった一言、さらには師と呼べる方との出会いなど、自分が歩んできたキャリアパスが、いかに多くの方々とのインタラクションを通して構成されていることを再確認されます

こうしたターニングポイントとなる経験は、今ある自分のキャリアを振り返る上では欠かせない情報です。さらには、これらの経験が自らのパーソナリティー形成にどう影響したか?なんだか堅苦しい表現ですが、こうした内容のエッセイ課題も、時として出題されることがあります。

テスト対策に注力を注ぐ中で、皆さんも一呼吸置いて、これまでの経験を振り返ることで「ターニングポイント」を発見、再確認してみませんか?

進学理由

Goal型エッセイを作成する上で、職業キャリアのサマリー、短期、長期目標、MBAの取得理由以外で大切なことと言えば、進学(出願)理由ですね。 Admissions側からすれば、「合格させたにも関わらず進学を辞退される」状況を避けたいわけですから、特に進学理由の見極めは(当然のことなが ら)慎重にならざるえません。

エッセイコンテンツに記した「履修したい各クラス」が(特に)短期目標を達成する上で役立つかどうか、そして卒業生、在校生とのコンタクト履歴、それらの交流から学んだことは? に項目に対する自らの回答をAdmissions側と共有することは、合格を手繰り寄せる方法の1つに挙げられます。そしてさらには、自分が出願先のビジネス・スクールへ入学した後の (そこの学生として活動している)イメージを伝え切ることも大切なコミュニケーション上の戦略になります。そのイメージとは、課外活動に積極的に参画している様子、グループワークやコンサルティング・プロジェクト等にての果たす役割などになるでしょうか。そうした役割等を具体的に伝えるためにも、各スクールが提供しているclass以外の教育リソース/ツールへも理解を深めていきましょう。