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USNews Ranking:2023 Best Business Schools

毎年恒例となっております、USNews Ranking 2023 Best Business Schoolsが発表されました。
https://www.usnews.com/best-graduate-schools/top-business-schools/mba-rankings

1. University of Chicago (Booth)

2. University of Pennsylvania (Wharton)

3. Northwestern University (Kellogg)

3. Stanford University

5. Harvard University

5. MIT (Sloan)

7. Yale University

8. Columbia University

8. University of California, Berkeley (Haas)

10. University of Michigan (Ross)

11. Dartmouth College (Tuck)

12. Duke University (Fuqua)

12. New York University (Stern)

14. University of Virginia (Darden)

15. Cornell University (Johnson)

16. Carnegie Mellon University (Tepper)

17. University of California, Los Angeles (Anderson)

18. University of Texas, Austin (McCombs)

19. University of North Carolina (Kenan Flagler)

19. University of Southern California (Marshall)

上記ランキングも含め、その評価基準もさまざまです。各校の校風、カリキュラムの内容、立地条件など、ランキングからで読み取ることのできない情報も多く存在します。そうした前提を理解した上で、参考情報の一部としてご活用ください。

Your Post-MBA Career Goals

前回の投稿ではWhat are my strengths?を考えるきっかけとして、活用いただけそうな質問をリストアップいたしました。

さらには、ビジネススクールへの出願書類を作る上で、MBA取得後にどこで働きたいか?短期的・中期的・長期的なスパンでどのようなキャリアを築いていきたいか?、海外のビジネススクールに進学したい理由とは?、特定のプログラムへ入学を希望する理由とは?といった質問への回答を準備していかなければなりませんね。その準備過程を通して、自分にとって最も魅力的な業界、機能、役割、仕事に対する理解度を高めていきます。

ビジネススクール在学中における様々な経験は、個々のキャリア形成へ大きな影響を与えるため、入学前には考えてもいなかった新たなキャリアへと歩みだす方々もいらっしゃいます。そうした事情背景を踏まえ、入学審査官は、アプリカントの誰もが出願書類でやりたいと言ったことを卒業後にやるわけではないことを理解しています。そこで、出願書類や面接を通して審査官が確認したい点を整理しておきます。

  1. 卒業後の目標が実現可能であること。
  2. それらの目標達成のため、ビジネススクールでの経験の活かし方を十分に調査していること
  3. 在校生として、卒業生として、活躍してくれる人物であること。個々の経験やスキルをクラス内での発言やプロジェクトチームリーダーとし学内や地域での活動を通してどのように貢献できるか。さらに卒業後に活躍することで、学校のイメージを高めてくれるか。そうした活躍が将来的に優秀な学生を呼び込む結果へとつながります。

前回に続き、下記の質問に対する回答を考えるところはスタートしてはいかがでしょうか?

  • What industry, function, or discipline appeals to me, and why?
  • What strengths do I want to use in my next career?
  • What skills do I want to build?
  • Given what I know of XXX School , which opportunities will help I get these skills?
  • What experiences or opportunities do I really want to have while in XXX school?
  • What people do I want to meet and build relationships with?

What are my strengths?

寒暖さの激しい日々が続きますが、3月も終盤に終わりに近づいてきました。皆様の出願準備はいかがお進みでしょうか?近頃は出願書類を作成するための準備プロセスとしての自己省察に関する相談を受ける機会が増えてきました。よって本日は、”What are my strengths”という題に基づき、少しお話させていただきます。

自己省察を行うことは、これまでのキャリアについて理解することを目的としています。この作業を通して、自分の業績、スキル、経験を総合的にまとめるため、レジュメのフォーマットにそれらの内容を反映させていきます。こうした一連の作業は自分の強みを確認し、見つけ出すことに役立つと思います。

まずは、下記の質問に対する回答を考えるところはスタートしてはいかがでしょうか?

  • What am I enjoy doing?
  • What do people rely on me for help with?
  • What are my most impactful career accomplishments?
  • What are my unique skills?
  • What do others see as my strengths?

 

自己分析:過去の経験との向き合い方

前回の投稿からに続き、今回も自己分析について考えていきたいと思います。

まずは過去に何をしたか、それぞれの経験が自分の価値観やキャリアに対する姿勢をどのように形成しているかという観点から考えてみることも一つの方法です。特に自分にとって決定的な出来事、転機となった出来事、最も達成感を抱いている業績、直面した難題を克服した経験を思い出してみてはいかがでしょうか。入学審査官に対して説得力を伴うメッセージとは、それらの経験から何を学んだか、その一連の経験によって、自らのリーダーシップ力、行動力、判断力など個人的、職業的能力がどう成長したかというポイントです。また、過去の経験を振り返る際には、成功談のみに限らず、失敗談も考えてみましょう。ここでの失敗談とは、その経験から立ち直ったときの実例です。その経験から何を学び、人間性がどう形成されたかをアピールします。

クオリティーの高い出願書類を作るためには、こうした自己省察に早い時期に取り組むほど、余裕を持ってそれらの書類を準備できると思います。以前の投稿でもお伝えしましたが、入学審査官は、アプリカントの学業の優秀さや仕事上の成功に関する情報のみを欲しているわけではありません。各アプリカントが何に関心があり、なぜMBA教育が目標を達成するために不可欠なのかを知りたがっています。Stanford GSBの代表的なエッセイ課題でもある「“What matter most to you and why,”」を始めとする課題へ適切に対応するためにも、相応の自己省察は必要になるかと思います。現在は主にテスト対策へ注力されていると思いますが、3月に入り、徐々にこのような作業をスタートさせてはいかがでしょうか?

自己分析:周囲の感想に耳を傾ける

3月に入り春の到来を感じるこの頃です。受験生の方々からのご相談内容には、「自己分析」という表現を目にすることが増えてきました。記憶の定かな時期(例えば中学時代)までさからのぼるか、それとも大学時代など、どのように進めていけば良いか?といったご相談が寄せられます。まずは、自分が他人からどのように見られているかを知るためにも、友人、家族、同僚や先輩などに声をかけ、率直な感想(強み、改善点、そして性格的な特徴など)を聞いてみるところからスタートすることで、自己分析作業に取り組むきっかけになると同時に、これまで自分が気付いていなかった視点を得られるかもしれませんね。

このように自らを客観視することで、自己認識が深まり、将来の可能性に対する考え方にも変化が生じてくるのではないでしょうか。

2023年留学に向けた準備:GMAT/GREの学習計画

出願準備を進めていく上でテストスコアは審査はもとより、出願先の選択にも影響を与えてきます。出願に必要なIELTS/TOEFLのスコアを取得したという声も耳にする一方で、GMAT/GREのどちらが自分に合っているかを決めかねている相談も受けます。両テストの受験機会は年間5回という条件があるため、限られた機会をどう学習計画に反映させるかが今後の準備を進める上でのカギとなりそうです。そこで、自分にとっての最適なテストを選択し、対策方法を考えていく上でも、専門家の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。Affinity英語学院では27日(日)にGMAT/GRE 700点突破セミナー(無料・午前10:30開始・飯島講師担当)を開始いたします。「GMATやGREのどちらを選択すべきだろうか?」と悩んでいる方々は、ぜひご参加ください。

上記セミナーへのお申し込みを希望される方は、こちらのリンクよりアクセスしてください。https://www.affinity-english.com/event/gmat-gre-preparation.html

多くの方々のご参加をお待ちしております。

2023年留学に向けた準備:3月のタスク

2022年も来週から3月へと突入しますが、テスト対策は順調に進んでいますか?テスト対策に時間を注ぐ分、出願書類の対策は後回しになりがちですが、月の変わり目に差し掛かっているこの時期だからこそ、春先の時期に期間に取り組んでいただきたいことを紹介いたします。

すでに回答を作り上げた方もいらっしゃると覆いますが、まだの方は”What do you want to do with an MBA degree?” に対する回答を考えていきましょう。審査官は、エッセイやインタビューを通してアプリカントが掲げる目標達成が可能かどうか、そして出願先のスクールが提供する教育リソーソが自分の目標を達成するのに役立つかどうかを見極めようとします。そのためこの時期から、短期・中期・長期目標を書き出しておきましょう。そうした教育リソーソに対する理解を深めるためにも、在校生や卒業生との話をする機会を設けていきましょう。このような時に備え、レジュメを用意しておきたいですね。ここ数年、多くの学校がウェブサイト(特に動画コンテンツの充実度は目を見張ります)にできるだけ多くの情報を掲載するよう取り組んでいます。在校生や卒業生と話をする前には、各スクールについて調べておくことで、クラス、クラブ活動、実践的な学習機会に関する質問の準備も整い、自分にとって有益な情報を得ることができるのではないでしょうか。さらには、出願締め切り日までに取り組むべき項目を確認し、いつまでに何をやるべきか。月単位、もしくは週単位ごとの計画を書き出し、何がうまくいっているかを判断するためのチェックポイントを設け、計画を実行するための時間を確保することも大切だと思います。

MBA出願用レジュメの準備に向けて:職業経験

レジュメには、職業、学業、そして課外活動の3項目に分けて、それぞれの必要事項を記載することをお話してきました。それらの項目の中でも職業に関する情報量はレジュメの2/3程度を占めます。そして、このレジュメは現在の職務から順に時系列(Reverse Chronological Order)で書きます。さらに、最近の業務ほどより多くの情報を書き記します。そうすることで、キャリアを構築するにつれ、アプリカントの責任が増していることを示すことができます。

この職業経験に関する記述内容で大切なポイントは、経験を重ねるごとに成長していることを示すことです。入社して1-2年は、複数人のメンバーを率いる経験がない場合でも、次のキャリア段階では数名のメンバーを率いていた経験をアピールできるかもしれません。こうして経験を重ねることで、より重要な役割を担い成果を収めてきたことが、ビジネスパーソンとして成長している印象を入学審査官へ与えます。勤めている/いた会社(前職)、役職、勤続年数を記載し、次は自分の実績を箇条書きにします。この箇条書き内容を”accomplishment statement/bullet points”と呼んでいます。次回は、こちらの書き方について考えていきたいと思います。

MBA出願用レジュメの準備に向けて:レジュメの役割

前回までの投稿に続いて、今回もレジュメに関するお話をさせていただきます。MBA受験において、レジュメは重要な役割を担います。その理由として、1ページの中でアプリカントのエッセイ・推薦状を読み込む上での必要な情報が確認できると同時に、面接で聞かれる質問のベースになることが挙げられます。レジュメは、”職業”、”学業”、そして”課外活動分野”で達成したことを示します。そのため、レジュメに記す内容をAccomplishment Statementと呼びます。そして、ビジネススクールの入学審査官は、「アプリカントの過去の実績は将来の活躍を予測する指標である」ことを口にします。アプリカントにとってレジュメとは、自分を審査官へ売り込むためのPR用ツールと言えますね。

残すところ、2月もあと1週間です。レジュメの作り込みをスタートさせるにあたり、キャリアの棚卸し作業は進んでいますか?

MBA出願用レジュメの準備に向けて:リーダーシップ経験とAction Verb

お仕事柄、毎年レジュメの更新を習慣にしているアプリカントの方々もいらっしゃいます。転職目的とするレジュメの場合、将来の勤務先関係者(特に上司になる方)に対して、特定の職務を遂行するために必要な知識やスキルを有していることを証明することが目的です。その一方でビジネススクール出願用のレジュメではチームメンバーを率い、物事を多面的に考え、社内外(国籍なども問わず)の利害関係者と協力し支持を集め、動機付けし、ビジネスを成功へと導ける資質をレジュメの内容から審査官に読み取らせることが求められます。こうした点を再度確認した上で、仕事のスキルのみではなく、リーダーシップの発揮に焦点を当てた内容を考えていきましょう。そうしたリーダーシップを発揮した経験を伝える際に必要となるAction Verb (別名 Power Verb)を共有いたします。

・Accelerated ・Elected ・Guided ・Mentored ・Spearheaded ・Assumed ・Employed

・Hired ・Motivated ・Stimulated ・Caused ・Empowered ・Influenced ・Originated

・Strengthened ・Chaired ・Encouraged ・Initiated ・Pioneered ・Supervised

・Changed ・Enlisted ・Inspired ・Promoted ・Trained ・Conducted ・Envisioned

・Involved ・Raised ・Transformed ・Directed ・Fostered ・Led ・Recognized for

・Visualized ・Founded ・Managed ・Set goal

上述のAction Verbは全て過去形です。「なぜ、わざわざ過去形?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。レジュメで使用する動詞は原則として過去形です。もちろん内容は大切ですが、今後はこうした作法も一緒に確認していきましょう。