合格体験談

こちらの受講生は、「努力」+「計画」+「調査」+「行動」、そして「実行」と、MBA受験に向けてやるべきことを着実にこなされていったことが、ご本人にとって最良の結果へつながりました。

1、概要
留学ガイダンス・プログラムを、佐取先生のエッセイカウンセリングという形で活用しました。純ドメで英語でのコミュニケーションにやや不安感があり、満足できるエッセイを仕上げるには日本語でのディスカッションが必要と考えたことから、佐取先生と外国人の2名をエッセイカウンセラーとしました。

2、受講理由
2016年3月頃から、その頃はIELTS・GMAT学習に専念していましたが、エッセイカウンセラーの選定を意識し、HPや会社のMBA取得者の報告書等で情報収集を始めました。佐取先生は、前年にカウンセリングを受けた、同じ会社の先輩に紹介してもらいました。2016年5月にJohn Couke氏との合同セミナーに参加しましたが、この時点ではIELTS・GMAT学習中だったため、参加して雰囲気を知った程度でした。GMATが終了した6月から本格的に検討を開始し、佐取先生と面談をさせて頂き、親身な対応が信頼できたこと、志望校のCambridge Judge Business Schoolの実績があること、外国人カウンセラーと協働してカウンセリングをされた経験があること、からカウンセリングを申し込みました。

3、受講内容(エッセイ)
当初の2回ほどで、CVと日本語によるエッセイのネタ出しを行い、以降は志望校だったCambridge Judge Business Schoolのエッセイを書き進めました。まずCareer Goalエッセイに十分時間を割いて仕上げてから、他のエッセイに進みました。思い返すと、当初は勘所が分かっておらず、エッセイも話が拡散した上に具体性に乏しく、ご指導も大変だったと思いますが、親切に見て頂きました。アイディアやロジックといった構成面、具体的な英語表現の両面でサポートして頂きました。遅い時間のカウンセリングをお願いしたり(結局24時過ぎまでご対応頂きました)、業務時間外でも何度もメールで対応頂いたりと、柔軟にご対応頂きました。佐取先生と英語でエッセイを作成してから、外国人カウンセラーに移りましたが、佐取先生との議論のおかげで消化不良感なく進めることができました。反省点は、何をどう書くかは、自分が決めることである、という意識が当初はやや乏しかったことです。しっかりとストーリー・具体例やアピールしたい点をしっかり考えないと、中身の濃いカウンセリングとなりません。先生からのストーリー案の提示を期待する等、当初はやや受動的だったように思います。

4、受講内容(推薦状)
エッセイと同様に、佐取先生と作成してから、外国人カウンセラーによるチェックを受けました。佐取先生と徹底的に準備したため、外国人カウンセラーからは若干の英文修正があった程度でした。Cambridgeは推薦状1通で、当初は自分で英文を作成して推薦者にチェックしてもらおうと考えていましたが、後述する通り、2nd Roundから1st Roundでの出願に切り替えたため時間がなく、佐取先生からアドバイスを受けて、MBAホルダーの推薦者に英文の作成を依頼しました。但し、推薦者への依頼に際しては、推薦状で評価してもらいたい点や具体的なエピソードについて、日本語でワード4~5頁ほどで纏めた資料を、佐取先生に何度も修正してもらった上で、推薦者に渡しました。推薦者が英語で作成した原稿を、佐取先生に修正頂き、外国人カウンセラーのチェックを受けてから、推薦者に確認してもらいました。Cambridgeは1通のみでしたが、エッセイ並か、推薦者への依頼等を考えるとエッセイ以上に負担感がありましたが、おかげで素晴らしい推薦状を作成頂きました。

5、その他
佐取先生からCambridgeのアラムナイと在校生を紹介頂きました。皆さま親身に対応して下さり、面接前にもメールで質問をさせて頂く等、とてもお世話になりました。在校生の方には、面接で渡英した時にもお会いでき、おかげでリラックスして面接に臨むことができました。
出願時期について、7月時点では、GMATは終了していましたが、IELTSが7.0(Cambridgeの公式要件は7.5)だったことから、7.5に伸ばした上で10-11月の2nd Roundで、Cambridge/Oxford/INSEADの3校に出願するつもりでした。しかし、佐取先生から、エッセイの仕上がり等の状況を踏まえて、第一志望のCambridgeに関しては、IELTS7.0だったとしても、9月の1st Roundで出願することを勧められました(結局IELTS7.0で出願しました)。終わって見れば、Cambridgeのみ出願して合格、という結果となりましたので、大変感謝しています。なお、合格前は意識していませんでしたが、Cambridge(とOxford)は所属するカレッジを選択するプロセスがあり、早いRoundの方が空き枠が多いことから、カレッジ選択という点でも1st出願はメリットがありました。