アセスメント-3

2016年秋の大学院留学を目指すにあたり、まずは出願予定/希望先プログラムのPre-requisite内容を確認しておきましょう。社会学、心理学、教育学、工学系、芸術系等のプログラムでは、時として大学時代の専攻(履修した科目とその成績)が出願するための条件として課せられるケースがあります。

そして、クラス数や成績など、その”程度”については、プログラムごとで異なるのが実情です。自らのプロフィールから「出願資格」をアピールするためにも、過去にアートセラーピー(心理学系)にて留学された方などは、通信教育課程プログラムで出願に必要な単位を取得するなど、働きながらも数年間かけて自らの出願資格を強化しました。大学での単位履修ではなく、実務経験の内容を認めてもらい、Pre-requisiteを満たしたケースもあるなど、個々人のバックグランドごとで大学院側とのコミュニケーションの取り方にも影響が出てきます。

Pre-requisiteにおいて実務経験年数等について言及されているケースからは、大学(院)での成績以上に実務経験を重視する傾向にあることが読み取れると思います。こうした早い時期から、出願予定先プログラムの要綱内容を把握しておくことも、大学院留学の準備作業を進めるにあたって出願書類上にて強化する部分が明確になると思います。

Pre-requisite=Test Scoreと意識しがちですが、それ以外にもチェックする項目が存在することもこれを機に覚えておいてください。