月別アーカイブ: 2014年9月

大学院(M.A., M.S.)出願戦略:エッセイの役割

大学院出願における合否判断において、G.P.A.(評定平均値)やテストスコアのみが優先されることはありません。教授以外には大学院生なども加わった”入学審査委員会”では、出願者のエッセイや推薦状等を読み込みます。そして、審査委員はテストスコアなどの数値以外の部分における側面、たとえばライ ティング力、プレゼン力、調査力などより具体的面に関する情報を欲しています。

そうした、出願者が自らの専門性や能力を伝える手段として、エッセイ(出願先によっては、Personal Statement, Statement of Purposeのように表記されますので、ご注意ください)コンテンツを通じて自分のバックグランド、そして合格するに適した資質を伝え切ります。他の出 願者との区別化を図るためにも、入学審査におけるエッセイが持つ意味合いは高くなります。

大学院にて専門教育を受けるための準備が整っているためにも、専門分野に関する経験を通じて知識を得て、専門家となるべき資質も備わっている旨を審査委員 に読み取らせていきます。審査委員がエッセイを通して知りたいことは、入学後に”大学院生として成果を収めることができる”点に尽きるといっても過言では ありません。

また、一口にエッセイとは言っても、サイエンス系、社会・人文学系、芸術系など、エッセイから読み取られる出願者の側面(例:リサーチ能力、創造力など) も異なります。大学院に何度も出願されている出願者(滅多におりませんが)であればともかく、限られた字数制限の中で、日本語の文章構造とは異なる英語を 使用してアピールする作業は決して簡単なものではありません。

そうした作業をスムーズに進めていくためにも、今後の投稿においては、出願者である自分が伝えるコアメッセージ内容を皆さんと一緒に考えていきます。

合格体験記

合格体験記を頂戴しましたので、以下原文のまま掲載させていただきます。

こちらの受講生は最後に730点という高得点を叩きだしましたが、そこに至るまでの努力と自らを信じ続けながら同時並行で進めていたエッセイ作成に対するサポートを実施致しました。そして見事に第一志望校へ合格を果たしました、意志の強さを感じることができた受講生でした。

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私の合格は、野口先生、佐取先生のサポートなしにはあり得ませんでした。本当に感謝しております。 最初に受けたGMAT Prepの620点(V23)、本試験1回目の640点(V27)から、最終的には730点(V40)を獲得することができました。 以下、私の体験記を項目別に記載いたします。(思い入れの強いSCにかなり重きを置いていますがご容赦ください)

1.(SC)
野口先生がおっしゃっていた通り、GMAT SCでは「本試験レベルの」問題を数多くこなすことが極めて重要と考えます。GMAT本試験やGMAT PrepのSCの問題には論点がいくつも設定されているからです。例えば、SCで2~3個の選択肢に絞り込んだ後の最後の論点で判断に迷うものが、OGに比べて本試験で(本番の独特の緊張感のせいかもしれませんが)格段多いように感じました。Affinityはこの本試験レベルの問題と明快な解説をふんだんに提供してくれました。 Affinityの門を叩いたきっかけは、GMAT対策開始後4か月経って受けたGMAT Prepのスコアが620点(V23)で、目標の700点との乖離に焦りを感じたことでした。野口先生のカウンセリングにて、純ドメかつ理系の自分には理詰めの学習法がfitすると感じ、SCの戦略クラス(ビデオ講座)および演習クラスを受講しました。ビデオ講座および演習クラスで触れる本試験レベルの問題の論点および、各論点で選択肢を削れる理由を徹底的に頭に叩きこんだ結果、徐々にSCの実力が伸びていきました。 12月上旬に受験したラストチャンスのGMATの前日には、野口先生の個別指導を受講し、苦手な論点の最終チェックを行いました。本番では、約5問のSCの問題で、これまでであれば最後の論点で誤答を選んでいたのが、1回立ち止まって野口先生のおっしゃっていたことを思い浮かべて正答を選ぶことができ、目標点を獲得できました。 AffinityといえばCR, というイメージがあるかと思いますが、私の一番のおススメはSCです。

2.(CR)
戦略クラスおよび演習クラスを受講しました。評判通り、各問題の論理が体系的かつ明快に解説される、非常にわかりやすい授業でした。

3.(AWA)
GMAT AWA一日クラスを受講した後は添削サービスを受講し、安定的に4.5点が取れるようになりました。

4.(Math)
Math一日クラスを受講しました。元々理系でQuantに苦手意識が無かったため最終確認の意味合いで受講しましたが、歯ごたえのある授業でした。

5.(GMATの戦略)
野口先生が常々おっしゃっていたことですが、GMATは人によってとるべき戦略が全く異なる試験です。私はSCとRCを全問解くことを目標とし、CRはかなりの問題数を捨てましたが、Vで40を獲得できました。人によっては全問を解き切って高得点を得た方、前半の30問に心血を注いで高得点を得た方もいらっしゃいます。自分の強みがどこにあるのかを認識した上で、どのように時間を配分するのかを考えることが成功要因の一つと考えます。

6.(最後に)
最後になりますが、佐取先生の留学カウンセリングも非常に有効でした。春先に受けた最初のカウンセリングでは、キャンパスビジットの際にレジュメを用意することや、ビジットにて確認しておいた方が良いことに関するアドバイスをいただき、その結果得られた情報が後のエッセーや面接で大いに役立ちました。また、エッセイの下書きでも佐取先生のカウンセリングを受講しましたが、論点の整理や内容の深堀を行うことにより短期間で質の高いエッセイを仕上げることができました。佐取先生のカウンセリングは頭の整理や新たな視点の獲得に役立ちますので、一回受講されることをお勧めいたします。

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: Georgetown

Georgetown UniversityのLL.M.プログラム締め切り日が、2015年入学用に更新されました。Early Action Application Deadlineは例年通り11月中旬、そしてその一カ月後には審査結果を確認することができます。年末までに朗報を得て一息つきたいという出願者も少なくないと思いますが、11月中旬から12月にかけては、他校の締切日も重なってきます。

現状のTOEFL Score、そして志望優先順位度、レジュメ、Statement of Purpose、Recommendationといった各書類の準備、や業務状況との兼ね合いになります。慎重に判断していきましょう。

■Early Action Application Deadline
Friday, November 14, 2014:
Fall 2015 LL.M. and Certificate Early Action Application Deadline

Applications completed by the Early Action deadline will receive a decision by Monday, December 15, 2014.

■ Regular Action Application Deadline
Tuesday, February 10, 2015: Fall 2015 LL.M. and Certificate Regular Action Application Deadline

The Committee endeavors to issue decisions within 6-10 weeks of the date the application is completed.

http://www.law.georgetown.edu/admissions-financial-aid/graduate-admissions/llm-degree-programs/application-deadlines/index.cfm

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: New York University

LL.M.出願者間でも人気の高いNYUの締切日は、例年と同様に12月15日に設定されています。

■2014年12月15日

All prospective students who received their first law degree outside of the United States, whether interested in full-time or part-time study, must apply and submit all required materials by December 15 to begin studies in the Fall 2015 semester (August).

http://www.law.nyu.edu/graduateadmissions/whentoapply

LL.M.出願の際にはLSACを経由することが求めるられるケースが増えています。LSACから各出願校へ書類(TOEFLスコア)が提出される時間も計算した上で準備を着々と進めていきましょう。

Full-time programs begin in August. Decisions regarding the full-time LLM program will be communicated in March to ng>applicants with foreign education credentials who supply to LSAC all materials necessary to complete their files by the December 15 deadline. Those foreign applicants who do not supply materials to LSAC to complete their application by December 15 will receive decisions as they are made following completion of their file. All decisions for foreign applicants to the LLM program will be communicated by June.

http://www.law.nyu.edu/graduateadmissions/review-and-decisions

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: U of Pennsylvania

U of Pennyslvania, LL.M.プログラムの出願締切日が発表されております。

■ Early Nortification
2014/11/15
LLM and LLCM applications must be complete by November 15 for “Early Notification.” Early Notification Applicants will be accepted, rejected, or deferred for further consideration by February 1. (We will begin accepting applications on September 1.)

■ Regular Nortification
2014/12/15
LLM and LLCM applications are due by December 15. Applicants will be accepted, rejected or wait-listed by mid-March.

https://www.law.upenn.edu/admissions/grad/admissions.php

Deadline Notes: Applications for admission to Graduate Programs at Penn Law are reviewed on a rolling basis. We strongly advise all candidates to submit their completed applications at the earliest possible date.

出願書類の受理が確認された順に審査が進む、”Rolling Admission”方式を採用していますので、同校への志望優先順位度が高い出願者は積極的にその準備を進めていきましょう。

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: Berkeley

例年、年内に出願締め切りを迎えるBerkeley LL.M.プログラムが2015-16シーズンにおいては、1月10日に設定してきました。独占禁止法、知的財産法等の分野において人気を誇るプログラムですが、例年の出願動向からは、近郊に位置するStanford Univ.と併願するケースが見られます。そして両校の締め切り日が互いに詰まっているなどの状況が見受けれてきましたが、今シーズンに限りましては、そうした点における心配はなさる必要なさそうですね。

The 2015-16 LL.M. application is now available! Click here to apply online. The application deadline is January 10.

http://www.law.berkeley.edu/5655.htm

念のため、出願に必要な書類等を確認しておきましょう。
A complete LL.M. application should include the following:

・Application form – submitted online via LSAC by January 10, 2014
・$80 application fee – pay by credit card while submitting online application
・Personal Statement – upload to online application
・Curriculum vitae (c.v.) or résumé – upload to online application
・Official academic records – the issuing institution should send directly to LSAC
・Two letters of recommendation – send to LSAC with their Letter of Recommendation Form
・TOEFL/IELTS score – request that the score report be sent to LSAC.

http://www.law.berkeley.edu/5664.htm

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: Univ. of Chicago

Univ. of ChicagoのLL.M.プログラム出願締め切り日です。

Although the application deadline is December 15, candidates are urged to submit their applications as soon as possible since applications are considered in the order in which they are completed. Our experience has been that the most promising candidates generally apply before the end of November.

http://www.law.uchicago.edu/prospective/llm/apply

Any applications received after December 15 will be considered on a space-available basis only. Consideration of completed applications will begin in late November, and most candidates will receive an email decision message by mid-February, when a standby group will be created. It is the responsibility of applicants to monitor the status of their applications.
よくあるご相談の一つに「締め切り日後における出願の可能性」が挙げられますが、同校の場合はspace-available basis onlyとしています。考え方によっては、12月15日以降に提出しても「合格の可能性」は残るものの、書類審査は後回しになるため、可能性は低くなると言わざるえません。TOEFL Scoreとの兼ね合いで15日に間に合わないケースも出てくる可能性と相対した際にどのような判断を下されますか?むろん、そうならないためにもより一層の入念な準備を進めていきましょう。

この9月以降は週単位におけるスケジュールを策定し、TOEFL ScoreのLSACへの送付日数、CASレポートへの反映までの日数を考慮することに加え、推薦状の準備方法とその手順など、対処すべき項目が多岐に及びます。今から出願までのスケジュールを確認する上においても、一度ご相談へお越しください。
http://www.affinity-english.com/ryugaku-guidance/ryugaku-counseling.html

【LL.M. Application Deadlines for Fall 2015】: Duke

Duke University, Law ScoolにおけるLL.M.プログラムの出願締め切り日が発表されております。

Applicants to Duke Law’s LLM, SJD and exchange programs may begin submitting applications for the 2015-2016 academic year on September 1, 2014. The application deadline is January 20, 2015.
http://law.duke.edu/internat/appinformation/

Our preferred method for submitting application materials is electronically via LSAC (Law School Admission Council). Please visit the LSAC website for account access or to create a new account. Complete application instructions are available on the electronic application for the Duke Law LLM program.

出願方法と言えば、LSACのシステムを介した出願方法が主流となりましたが、同校ではLSACを使用しない出願方法についても説明が掲載されています。

You may also submit your application materials directly to our office. The application checklist allows you to investigate the options available for both application types. Please note that you must omit the box number from the address if you plan to send application materials via courier (DHL, FedEx, etc.) to the International Admissions office.

LSACを使用しない場合は、同スクールのAdmissions Officeへ直接書類一式を揃えて提出することになります。また、その際の出願書類のチェックリストも案内されています。慣れない作業が続きますので、自分でリストを作成するなり、スクール独自のものを活用するなど、準備を着々と進めていきましょう。
http://law.duke.edu/internat/appinformation#checklist

また、国際便 (Courier)についても言及されていますが、DHLやFedexも含め、送付後の書類が追跡できるサービス内容かどうかも確認していきましょう。

ダイバーシティー@Haas School

各校では今秋の入学者に関するClass Profileが公表されています。そうした中で、Haas School (Univ.of California, Berkeley)では、そのダイバーシティーの構成に大きな変化が見えました。近年ではWharton SchoolのClass構成において女性が占める割合が40%を超えたことが話題になりましたが、以下の記事からもわかる通り、ここBerkeleyでは43%を記録しました。

http://newsroom.haas.berkeley.edu/article/historic-percentages-women-international-students-begin-full-time-berkeley-mba-program

The incoming class also includes a record percentage of international students:

・Forty-three percent of students are from outside the U.S., coming from 38 different countries. If dual citizenship is included, they represent 46 countries.

・More than two-thirds speak two or more languages

・Among the 42 languages spoken are Georgian, Sinhalese, Farsi, Polish, and Haitian Kreyol

・Forty-one percent are US minority students; one quarter are underrepresented U.S. minorities

<中略>
Based on feedback from students, the school also increased efforts to build relationships between newly admitted women and female faculty and senior staff, as well as with alumnae in leadership roles.

“We are always looking for ways to build a community among our admitted students, to bring them into our culture and family at Haas,” Fujii said. “Women in particular were interested in connecting with other women and senior leaders who could talk about their experiences and the community at Haas.” –

上記文にも見られますが、在校生とスクールとが一体となっている様子が伺えます。こうした点にこそ、Haas Schoolの校風の一端が垣間見えますね。

合格体験記

合格体験記を頂戴しましたので、以下原文のまま掲載させていただきます。

こちらの方はWL(ウェイトリスト)通知を受けてから、6月中頃まで粘りに粘って、最後は志望校への合格を果たしました。辛い時期もありましたが、「合格する」という目標を見据え、決して諦めることなく、その時々で最善を尽くしたことが呼び込んだ合格通知であったと思います。「合格しました!」という報告のメールを共有した時の瞬間は、今でも鮮明に覚えています。

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1.出願戦略

佐取先生にお世話になりだしたのは2013年の12月と、遅めのスタートでした。それまで順調に受験校のエッセイをネイティブカウンセラーと作成し終えようとしていたところだったのですが、GMATのスコアが思うように上がらず、このままでは当初志望していた学校群への合格が厳しそうな時に、2ndでの出願で他にどこを加えようか、また今後の出願戦略をどうするべきか、アドバイスを頂くために相談しました。

佐取先生の長年のご経験による各学校の特徴、これまでの日本人の合格実績、私の状況を勘案した上で、2ndでの追加受験校を決め、急きょネイティブカウンセラーとエッセイを仕上げ出願しました。

その後、月に1回のペースで、各校のそれぞれに的を絞ったインタビュー対策や、スコアアップデートなどのアドミッションとのコミュニケーションの進め方、同時期に出願した受験生たちの状況を踏まえたアクションなど、具体的にアドバイスを頂きました。その際に際立っていたのが佐取先生のお持ちの生の情報量で、1stラウンドの合否状況や各校のインタビュアーの特徴をインプットして頂いたので事前にイメージすることが出来ました。

2.WL対策

3月末に2ndの結果が出揃い、いくつか合格を頂くことが出来たのですが、より志望度の高い一校が、インタビュー未受験ながらもWLとなり、ここからが私にとって本当に苦しい戦いでした。

WLといっても、合格に近いのか遠いのか立ち位置が明確でなく、また繰り上がる望みがあるのか無いのかも分かりません。GMATは低スコアから上がることなく既に5回受験し終わっており、出願スコアのアップデートも出来ず、またそれまで大目に見てもらっていた仕事もケアしなければならない状況となり、WL対策へのモチベーションは切れかけていました。

ただ、「MBA受験を終えた後になって後悔を残さないように、少しでも合格に近づく可能性のあるアクションは何でもやろう」と決意し、佐取先生と具体的なWL対策を開始しました。追加の推薦状&エッセイ提出、在校生とのスカイプ、日本でのアラムナイ訪問、アドミッションへのインタビュー依頼、など、低スコアをアップデート出来ない中、考えられることは何でもやりました。それらの中で佐取先生には細部に渡って、言うなれば箸の上げ下げまでアドバイスを頂きました。どんなに小さなことでも気を配り有利になるように。

何度かアドミッションにインタビュー実施をお願いし、半ば押しかけ気味でキャンパスビジットする旨伝えたところ、在校生の方のご協力もあり「正式にインタビューをしても良い」とのアドミッションからの返答を得て4月末に渡米しました。

インタビュー後、3rdラウンドの発表日5月末に結果を出すというので、どっちになろうがこれが本当の最後だと思って明け方までメールを待っていましたが、結果またWLとなり、本当に気持ちが萎えたのを覚えています。

それでも、「引き続き大学側に熱意を伝えるべくアクションを取るべきだ」と佐取先生よりアドバイス頂き、アドミッションに対して再度コンタクトし、Skypeでの追加インタビュー実施してもらい、6月中旬に合格を頂きました。

MBA受験プロセスにおいて、出願戦略&WL対策で佐取先生に多大なるサポートを頂きましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。これからも日本のMBA受験生をサポートし合格に導いてあげて下さい!